新型コロナの猛威は今も続くものの、緊急事態宣言といった対策が緩和され、少しずつ以前の生活が戻りつつある日本。しかし、その一方、ロシアがウクライナへの侵攻を開始するなど、緊迫した世界情勢が続いている。そんな2022年の上半期、芸能界や皇室でも驚きの出来事が次々と起きていた。本誌が目撃してきた上半期のスクープのなかでも、特に反響が大きかったものを改めて紹介する。
ジェットコースターのような展開に賛否が渦巻いている現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』。毎朝、視聴者が阿鼻叫喚する『ちむどんどん』とは対照的だったのが1クール前の『カムカムエヴリバディ』。3人のヒロインが登場するという異例の展開も話題を呼んだが、やはり特筆すべきは2人目のヒロイン・るいを演じた深津絵里だ。プライベートをほとんど明かさないことで知られる深津には長年交際するスタイリスト恋人がいるが、実は朝ドラの奮闘にも関わっていたようで――(以下、2022年1月18日・25日合併号掲載記事)※年齢は掲載当時のママ
「深津さんが本格登場した12月23日放送回の視聴率は番組最高の17.9%を記録。その後も好調を維持し続けています」(芸能関係者)
放送中の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』(NHK)で雉真るいを好演中の深津絵里(48)。3人のヒロインが登場する本作で、るいは第2章「大阪編」の主人公。30年以上のキャリアを誇る深津だが、るいは彼女にとってかつてない難役のようだ。
「深津さんはるいが18歳のときから演じています。実年齢と30歳も離れているだけでなく、るいは上白石萌音さん(23)演じる母・安子を捨てるという朝ドラらしい明るいヒロインではありません。
また上白石さんと川栄李奈さん(26)はオーディションで選ばれましたが、深津さんは局側からのオファーで出演が決まりました。それだけに寝る間も惜しんで役作りに励んでいるといいます」(テレビ局関係者)
昨年晩秋、夜遅くに朝ドラを撮影している大阪のスタジオから府内の賃貸マンションに帰宅する深津の姿を本誌も目撃している。
全身全霊をかけ、るいを演じる深津。そんな彼女を公私ともに支える心強い味方がいるという。恋人のスタイリスト・白山春久氏(52)だ。
「06年7月に写真週刊誌で交際が報じられました。今も関係は順調に続いており事実婚状態です。
白山さんは深津さんがメディアに出演する際にはスタイリングを担当。『カムカム~』にも深津さん専属のスタイリストとして名前がクレジットされています。大阪での撮影にも白山さんが同行し、深津さんを支えていたといいます」(前出・テレビ局関係者)
白山氏が深津のスタイリングを手掛けた昨年10月発行の雑誌で、彼女はこう語っていた。
《太めのパンツや大きめなジャケットは、背の低い私には難しいと思っていましたけど、不思議と着るだけでちゃんと形になる。すごく取り入れやすいと思いました》(『LEE DAYS』vol.2)
固い絆で結ばれた2人。白山氏は、15年にわたって深津が苦しいときも共闘し続けてきた。
「深津さんは15年に書道家だった母親を66歳で亡くし、早すぎる死に相当なショックを受けていたそうです。そんなときも白山さんは深津さんに寄り添い、サポートし続けていたといいます。
『カムカム』は深津さんにとって13年ぶりの連ドラですが、白山さんがいることで常に安心して撮影に臨めていたそうです」(前出・テレビ局関係者)
15年恋人とともに、深津の女優人生の“第2章”が始まる――。