20年12月、自宅から車で現れた香川 画像を見る

香川照之(56)の性加害報道について、その余波が広がり続けている。これまでトヨタなど6社がCMの打ち切りを発表。残る大日本除虫菊も、今後については「検討中」としている。収入は総額で5億円とも報じられていたが、その大部分を失うこととなった。

 

影響は作品方面にも及んでいる。9月2日にはNHKがEテレの昆虫アニメ「インセクトランド」を放送中止にすると発表。またテレビ朝日もドラマ『六本木クラス』では続投させているものの、定額制動画配信サービス「TELASA」で配信中の「ウラ六本木クラス」出演は白紙になったと報じられている。さらに9月8日には、TBS日曜劇場「アトムの童」の降板も明らかに。複数のメディアによるとすでに撮影も行っていたが、総合的に判断して出演しないことが決まったという。

 

過去にも芸能人が不祥事を起こしたことで、降板騒ぎが巻き起こることはあった。その度にネットで浮上してきたのが「作品に罪はない」論争だ。

 

「作品のお蔵入りや降板を選ぶのではなく、あくまで不祥事とは別物と考えるべき」という主張だが、今回はそうした声がこれまでほど聞こえてこない。

 

ネットでも疑問の声が……。

 

《香川照之の件では作品に罪はないって吠えないの何で???》

 

そこには、“髪つかみ写真”のインパクトが強すぎたことも影響しているようだ。

 

そもそも香川は、報道直後から番組を即降板となったわけではなかった。8月26日には『THE TIME,』(TBS系)で生謝罪をしたが、この時点では降板はなし。もともとの香川に対するイメージの良さもあってか、世間でも擁護論は多かった。

 

だが9月1日発売の「週刊新潮」で続報が出ると、空気は一変。鬼の形相でクラブのママの髪の毛をつかんでいたことを写真つきで報じると、次々と降板が発表されることに。ネット上でも批判が続出し、擁護派の声はかき消されるようになってきたのだ。

 

そして作品出演についても、Twitterではこんな声が上がっている。

 

《香川照之の銀座のクラブの写真みてしまって、笑顔が怖すぎて出てる作品みたくない。作品に罪はないと思ってるから落ち着いたら見たいが…ちょっとしばらくは無理そう。怖い》
《あの香川照之さんの女性の髪を掴むにやけた顔が 昆虫掴む時の顔と重なってしまって もはや得意げな笑顔が怖い… これから先、あの人が出る作品は見られないと思う… 》

 

笑いながら女性の髪をつかむという、衝撃的な写真によって窮地へ追いやられてしまった香川。イメージ回復への道のりは、あまりにも険しいものとなりそうだ。

出典元:

WEB女性自身

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