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黒島結菜(25)がヒロイン・比嘉暢子を演じるNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』。各メディアによると、9月20日放送の第117話は平均世帯視聴率17.4%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区)し、30日の最終回に向けて盛り返しを見せているという。

 

「前日19日の放送回は17.6%を記録し、過去最高視聴率を更新。これまでドタバタなストーリー展開や粗い演出に批判も多かった本作ですが、ヒロインが営業再開させた沖縄料理店が繁盛。問題児だったニーニーが結婚するなど幸せに暮らす様子が描かれるなど、大団円に向かっています」(NHK関係者)

 

しかし、最終回まで残すところ2週間を切っているにもかかわらず、“まさかやー”の展開が……。現在は故郷の沖縄・やんばるを舞台に、4兄妹の末っ子・歌子(上白石萌歌)と幼なじみの砂川智(前田公輝)の恋模様が描かれている。

 

「互いに思いを寄せ合っている2人ですが、何年も進展がなくもどかしい関係性のままでした。長女の良子(川口春奈)や母の優子(仲間由紀恵)らも気にかけるなか、ついに急接近へ。帰省中の暢子たち家族や村の人たちが集う食事会のため、智と歌子は食材となる植物を山に採りに行きます。ひと休みするために訪れた山小屋で、2人は初めて思いをぶつけ合いますが、2人を探しにきた善一(山路和弘)によって中断されてしまったのでした」(テレビ誌ライター)

 

21日の放送回では、暢子の夫・和彦(宮沢氷魚)が沖縄角力で智に勝負を挑む。和彦は智に「僕が勝ったら、今夜来て歌子に正直な気持ちを伝えろ」と迫り、智は「俺が勝ったらお前の言いなりにはならない」と宣言するも、結果は引き分けに。

 

その夜に開かれた食事会では、智は遅れて登場。いよいよ歌子に告白するのかと緊張感が漂うなか、2人の間に割って入ったのはなんと暢子だった。

 

いきなり智に駆け寄り、「何で?」「うちは智のこと信じてたのに!」「ゆし豆腐!」と畳みかけた暢子。「とうふ……?」と戸惑う智に、暢子は「言ったさぁ、約束したさ!今日、必ず持ってくるって!」と詰め寄ったのだった。

 

智が困惑するも「うちはどうしても食べたかったんだのに」などと食い下がる暢子を見かねて、和彦が止めに入る事態に。しまいには良子の夫・博夫(山田裕貴)が、机を叩いて「おとなしくしてくれない!?」と怒ったのだった。

 

ネット上では暢子の“暴走”を止めた博夫に、《博夫良く言った!!!!!!俺たちの声代弁してくれた!!!!!!》《すっとした!》と喝采が。いっぽうで、空気の読めないヒロインの行動に大ブーイングとなっている。

 

《暢子のキャラの位置……ヒロインという立場ではなく、完全に間違ってるよ ヒロインやないよ。空気が読めないただの異様ピエロだよ》
《この脚本は暢子にまたそういう事をさせる…って思ってしまうよなぁ。無駄に無邪気で空気読めないキャラにしなくていいのに》
《これは主人公特有の天真爛漫うんぬんの問題ではない。 史上最低ヒロイン比嘉暢子。 (黒島結菜さんのことを言っているのではない。) 》
《こんなに成長してないヒロインは、本当に史上初なのではないか。子供を産み、母となっても、いつも自分のことばっかり》

 

「たしかに暢子は智に『ゆし豆腐』を頼んでいましたが、食事会の料理に張り切っていたことが裏目に出てしまったようです。また、智と歌子が急接近していることに、暢子だけが気づいていないような演出でした。このように肝心な場面で台無しにしてしまう展開は以前にもありましたが、終盤間近でも繰り返されることに『ウンザリ』と感じた視聴者も多かったようです。歴代の朝ドラのなかで、“最も共感できないヒロイン”のまま終わってしまうのではないでしょうか」(前出・テレビ誌ライター)

 

物語終盤におけるヒロインの“トンデモ行動”は、朝ドラの伝説として語り継がれるかもしれない。

出典元:

WEB女性自身

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