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「移住を発表した8月28日の約2週前にはパリに来ていましたね。住まいは、子供たちがクルーズを気に入っているセーヌ川沿いだと聞きました」(パリ在住の日本人)

 

子供3人と愛犬を連れ、念願の移住を果たした(36)。日本と並行して、すでに現地でも仕事をテキパキとこなしているという。

 

「夏ドラマ『競争の番人』(フジテレビ系)は大幅な前倒しでロケを終わらせていました。唯一のレギュラー番組でナレーションを務める『世界遺産』(TBS系)はリモート態勢で異例の続投が決定。パリでの収録も数回こなしています」(番組関係者)

 

父・渡辺謙(62)と共演した動画が1千万回に迫る再生回数を記録するなど、大好評のYouTubeでは荷造りの様子を公開したばかりだが、本誌はさっそく、杏一家のパリでの暮らしぶりをキャッチした。

 

「回転ずしやラーメン店など、日本食の庶民的なお店に好んで行かれているようです。串揚げ店が少ないことを嘆いていたとか」(前出・パリ在住の日本人)

 

張り詰めることが多かっただろう日本での生活とは打って変わって、肩の力を抜いた生活を楽しんでいるようだ。フランスへは9月から始まる小学校の新学期に合わせて渡ったといわれるが、教育にも熱心な彼女の意外な情報が寄せられた。

 

「将来的には英国のロンドンに子供たちを留学させることも視野に入れているそうですよ。そのため日本語、フランス語、英語の3カ国語を学ぶのですが、杏さんは日本ではおなじみの“公文式”の教室に通わせています」(日系企業の現地駐在員)

 

「♪くもん、いくもん」のCMでおなじみの公文式といえば、「KUMON」のブランドで世界展開もしている学習塾チェーン。「解き方を教わるのではなく、自分の力で教材の問題を解く」、いわば“自立型”の学習法として知られる。

 

杏の仕事関係者が言う。

 

「杏さんは日本では、子供たちをモンテッソーリ教育を取り入れた保育園に通わせていました。同教育の基本的な考え方は子供たちの『自己教育力』を伸ばすこと。根っこの部分が似ている公文式を選んだ杏さんは、やっぱりパリでも変わらないなと感じられました」

 

子供たちとともに“自立”した新生活を始めた杏。一方で、元夫の東出昌大(34)が始めた新生活も話題となっている。

 

『週刊文春 CINEMA!』(文藝春秋)で、《山での暮らしを始めて、かれこれ半年ですね》と告白したのだ。鹿や猪を猟銃で狩り、さばいて食料にするような暮らしを送りながら、時折“街に下りて”役者業を行っているという。

 

「今冬には2本の映画公開が控えていますが、テレビ地上波への復帰は難しい状況です。子供との面会は許されているようですが、しばらくはリモートになるでしょう。ただ、山奥からのリモート面会は可能なのでしょうか」(芸能関係者)

 

離婚から2年。杏と子供たちは優雅なパリ生活だが、元夫はワイルドな山ごもり。同じ2拠点生活でも、これほど真逆な元夫婦は珍しいだろう。

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