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「昨年9月にマイボイスコム株式会社によって行われた調査によると、複数拠点生活に対して“興味がある”または“やや興味がある”と回答した人は合わせて3割弱だったそうです。コロナ禍でおうち時間を経験、またリモートワークが浸透したことなどから、自然の中で羽を伸ばせる生活に憧れる人が増加したのではないでしょうか」(全国紙文化部記者)

 

世間的に関心が高まりつつある2拠点生活。「芸能界では既にブームだ」と芸能関係者は言う。

 

柴咲コウさん(41)は’20年から北海道でファーム経営をしつつ、現地に家を所持しています。山田孝之さん(38)は、昨年夏、新たな拠点を沖縄に構えました。今年の8月にはさん(36)が自身のインスタグラムで、フランスとの2拠点生活を始めたことを明かしています」

 

2拠点生活中の有名人はどのような理想を描いて、始めたのだろうか。9月11日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で、柴咲はこう明かしている。

 

「1つのところにうずまって、たとえば都会、東京で仕事をするだけの自分っていうのが飽きてきた」

 

都心と地方を行き来する生活について、著書に『週末は田舎暮らし ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記』を持つライターの馬場未織さんはこう説明する。

 

「2つ拠点を設けることで生活に緩急が生まれます。また自然の中で行動することで、気持ちが切り替わり、ただ体を休めることではない“アクティブレスト”という休息になります」

 

松山ケンイチ(37)や山本耕史(45)が決断したのは、愛するわが子のためのようだ。松山は5月21日公開の「ハルメクWEB」のインタビューで、子供たちについてこう語っている。

 

「自然の中で暮らして、いろいろな刺激を受けたり、いろいろなことを感じたりしてほしかった」

 

山本の場合は妻である堀北真希(33)の意向だと前出の芸能関係者は言う。

 

「『できるだけ芸能界から離れていて、自然が豊かな場所でのびのび子育てをしたい』という考えを堀北さんが持っていて、2拠点生活を始めたといいます」

 

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