10月7日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)で、MCの谷原章介(50)が前日の放送で立憲民主党の泉健太代表(48)に関する発言を謝罪した。
番組序盤で永島優美アナウンサー(30)が「ここで訂正があります」と切り出し、「昨日の放送で、臨時国会の代表質問について取り上げた際、立憲民主党・泉健太代表が、生活にかかわることを一切質問していなかったとお伝えしましたが、泉代表はコロナ対策、エネルギー問題、物価高対策など生活にかかわる事柄についても質問されていました。お詫びして訂正いたします。失礼いたしました」と陳謝。
すると谷原は、神妙な面持ちで「これはすべてですね、私の確認不足、認識不足です。立憲民主党・泉代表、そして視聴者の皆さま、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。続けて、「ここからですね、あらためて気を引き締め直しまして、公平公正な情報を皆さまにお伝えできるように頑張ってまいります。どうか今後ともよろしくお願いいたします」と頭を下げたのだった。
同党の蓮舫議員(54)は、谷原が謝罪した直後にTwitterを更新し、《「生活に関わることを一切していない」 昨日の朝のワイドショーで司会者がコメント。我が党代表はコロナ対策、物価高対策等の対案も示しながら岸田総理に質問していました。先ほど、番組で認識の間違いとお詫びコメントがありました》と言及。
自らの誤った発言を謝罪した谷原に、ネット上では《きちんと謝罪したことは、良かったと思います》《谷原さんはきっと聡明で真摯な人だから、これ以降きっちり自分でも確認されるんじゃないかな?》とフォローの声が。
だが、朝の情報番組をめぐっては、つい先日もテレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹氏(59)が“失言”によって出勤停止10日間の謹慎処分が下されたばかり。
玉川氏はレギュラー出演する『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、9月27日に執り行われた安倍晋三元首相(享年67)の国葬で菅義偉前首相(73)が読んだ弔辞についてこう発言。
「演出側の人間として、テレビのディレクターをやってきましたから、それはそういうふうに作りますよ。政治的意図がにおわないように、制作者としては考えますよ。当然これ、電通が入ってますからね」
すると、瞬く間に各方面から批判が相次ぐ事態となったのだ。玉川氏はテレビ朝日の社員、谷原はタレントという立場の違いこそあれ、誤った発言をしたことは同じだけに、谷原と玉川氏に対する扱いの“差”に疑問の声が上がっている。
《玉川徹さんが電通発言で処分を受けるなら、谷原章介さんも処分を受けるべき》
《谷原章介さんも玉川徹さん同様に謹慎処分ですよね》
《谷原章介の発言は謝罪だけで済んだのはなぜ? 玉川さんの発言とどう違うの?》
《あれっ? 確認せずに物申した点では、テレビ朝日モーニングショーの玉川氏と同じでは? しかも、谷原氏はMCという重責ですが…》
《謝罪で済むなら玉川さんは?? 局の人か芸能人かで対応変わるのか?》