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中村玉緒(83)が自宅付近で深夜に徘徊し警察沙汰になったと、10月13日にNEWSポストセブンが報じた。

 

記事によると今年の7月下旬、玉緒はサンダルを片方しか履いていない状態で住宅街を歩いていたという。おぼつかない足取りで歩いていたところを近隣住民に声をかけられると「家が分からなくなっちゃった」と言い、交番まで案内されたというのだ。さらには8月中旬にも、真夜中に裸足で歩く姿が近隣住民によって目撃されていたという。

 

記事内で玉緒は深夜徘徊について「嘘ですよ! そんなの」と否定。所属事務所は「ひとりで出歩いていたことは事実ですが、裸足ではありませんでした。交番の件も、ひとりで出歩いていたのを見た警官のかたが心配して声をかけてくださったとのことです」と回答している。

 

今年2月の節分には大本山増上寺で行われた豆まきに艶やかな赤紫の羽織はかま姿で参加して、はつらつとした笑顔をのぞかせていた玉緒。

 

一体どうして、今回のような“深夜徘徊による警察沙汰”が起こってしまったのか。実は現在、彼女はひとりで暮らしているのだ。

 

これまでは付き人も務めていた長女・Aさん(58)と部屋こそ違うものの、同じマンションで暮らしていた珠緒。だが本誌は昨年10月、玉緒がその“同居”を解消して別のマンションに一人で引っ越していたことを報じた。

 

1962年、玉緒は勝新太郎さん(享年65)と結婚。夫の倒産劇や大麻事件など多くの騒動にもめげず、Aさんと長男の鴈龍さん(享年55)を育て上げた。だが2019年、鴈龍さんは暮らしていた名古屋の部屋で急性心不全のため「孤独死」してしまう。

 

「玉緒さんにとって、息子・鴈龍さんを一人前の俳優にすることは長年の悲願でした。制作サイドに頭を下げて回り、バラエティ番組や舞台に一緒に出演させるなど、心を砕いてきました。

 

でも、鴈龍さんはなかなか役者として成功をつかめず、晩年は仕事もなく、経済的にも玉緒さんの援助に頼り切りになっていた。2017年ごろに、玉緒さんは援助をやめたのです。悲劇はその後に起こりました。

 

援助の打ち切りについては玉緒さんとAさんに温度差がありました。鴈龍さんがそのまま亡くなってしまったことが、Aさんとの母娘関係に不協和音を生んだのかもしれません。鴈龍さんの死後、母娘の間で意見や感情の食い違いが見られるようになり、言い争いなどが増えるようになったのです。

 

ちょうど春にも、Aさんが住むマンションのローン返済も終えていたところでした。そして2人で話し合い、玉緒さんが家を出るという結論になったと……」(中村家の知人)

 

本誌が昨年10月に直撃した際、Aさんはこう別居を認めていた。

 

「本人(玉緒)が越したがったから、『どうぞ』と……。別に何もないです」

 

母娘の不仲を否定していたが、その口調は淡々としたものだった。

 

さらに本誌は今年2月、Aさんが電撃再婚していたことを報じた。お相手は玉緒の麻雀仲間で元運転手のBさんだった。

 

「Bさんが雇い主の玉緒さんよりもAさんを優先するようになっていったことで、この2人と玉緒さんの間には、少しずつ溝ができるようになっていったんです」(玉緒母娘の知人)

 

そうして83歳にして孤独を深めていった結果、今回の深夜徘徊騒動へと至った玉緒。

 

前出のポストセブンの記事によるとAさんは玉緒のマンションを訪れてはいるが、本人に会うことはないという。

 

母と娘の間にできた溝は、あまりにも深いーー。

出典元:

WEB女性自身

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