「『舞いあがれ!』で、母親役を務める永作さんの演技が、『わが子のことを思い、つい過干渉になってしまう母親そのものに見える』と話題に。また『52歳とは思えない』とその美貌にも注目が集まっています」(スポーツ紙記者)
NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』で主人公の母親を好演している永作博美(52)。初めての朝ドラ出演にもかかわらず、現場では後輩たちをサポートしていると、NHK関係者は明かす。
「永作さんは主演で意気込む福原遥さん(24)を、的確にフォローしているそうです。大阪で行われている朝ドラの収録のため、主要キャストは長期間“単身赴任”しています。永作さんは、福原さんに健康維持のための自炊を勧めたり、演技について相談相手になったりしていると聞いています」
撮影現場で福原の“母”を全力で演じている永作。実生活では’09年に映像作家の内藤まろ氏(52)と結婚し、12歳の長男と9歳の長女を持つ母親だ。’15年には、目標としたいママ・憧れにしたいママが選ばれる「ベストマザー賞」も受賞している。
公私ともに絶好調の永作。しかし、ある悩みがーー。
夫である内藤氏は、’22年9月13日に更新した自身のブログ「ヨダか管理人・内藤まろのブログ」で、こう告発している。
《永作博美の国籍デマ、しつこい。永作博美と韓国(ときに中国)と結びつけようとする、奇妙な運動、あの手この手で10年近い》
10年もの間、第三者によって、国籍についての虚偽情報がインターネット上に掲載され続けているというのだ。憤りを隠さない内藤氏のブログによれば、’13年には発信者を特定するために情報開示請求も行ったという。
悪意のある偽情報がインターネット上で拡散することは社会問題にもなっている。
総務省の委託事業である「違法・有害情報相談センター」が受け付けた誹謗中傷などの相談件数は、’21年度には約6千300件にのぼり、この10年間で4倍に増加。
レイ法律事務所の河西邦剛弁護士が、ウェブ上での虚偽情報流布問題の実状について説明する。
「ネット上に掲載される虚偽情報は、SNSユーザーの増加に比例して増えていますね。当事務所への相談件数も4~5年前と比べて、4~5倍に増えています」
さらに河西弁護士は「一般人と違って芸能人の偽情報は広まりやすい特徴があります」と続け、こう説明する。
「芸能人のニュースがメディアで報じられると、ツイッターや5ちゃんねるで、さらに広がっていきます。その過程で噂レベルだった投稿もなし崩しに拡散され、それを信じてしまう人も出てくるというのが非常に多いケースですね」
ドラマでは強い母性を見せ続けている永作。デマに負けず視聴者に感動を与え続けてほしい。