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10月19日深夜、タレントの仲本工事さんが亡くなったことが所属事務所の公式サイトで発表された。81歳だった。事務所は公式サイトで「令和4年10月19日22時22分、急性硬膜下血腫のため、満81歳で死去いたしました」とし、葬儀などについては「ご親族を含めた関係各所と協議した上で後日ご報告をいたします」と発表している。

 

仲本さんは18日午前9時ごろ、神奈川県横浜市西区内で信号機のない交差点を歩いて横断していたところ、直進してきたワゴン車に跳ねられる事故に。頭を強く打ち、緊急搬送された病院で手術を受けていた。当初は重傷と報じられていたが、治療もむなしく帰らぬ人となってしまった。

 

生前、ザ・ドリフターズのメンバーとして『8時だヨ!全員集合!!』(TBS系)や『ドリフ大爆笑』(フジテレビ系)など国民的バラエティ番組に出演。俳優として『総理と呼ばないで』(フジテレビ系)や『テセウスの船』(TBS系)といった話題ドラマへ出演し、2020年12月から公式YouTubeチャンネル「仲本工事のおやじ打ち」も立ち上げるなど精力的に活動を続けていた。

 

2020年9月からは公式Twitterアカウントを開設し、ユーモア溢れる筆致が評判を呼び、8万人のフォロワーを獲得するまでに。9月23日に携帯電話を紛失したことを明かし、翌日に《携帯電話のGPS機能を使ったら、金沢の新幹線車庫に行き、その後、千代田区に移動したようで引き続き探しています。#仲本工事携帯 で拡散お願いします。》と呼びかけて話題を集めたことも記憶に新しい。

 

訃報に際し、仲本さんの“最後の呟き”が注目を集めている。10月14日、仲本さんはTwitterに次のように投稿していた。

 

《今日は、高崎タカシマヤ「志村けんの大爆笑展」にブーたんと行ってきました。笑顔も二倍です。楽しかったなァ。志村も喜んでくれたかな》

 

2020年3月29日に死去したドリフターズのメンバーである志村けんさん(享年70)にまつわる催しを、高木ブー(89)とともに訪れたことを報告。15日にも投稿はあったが、スタッフによるもののため、仲本さん本人の呟きはこれが最後となる。

 

新型コロナウイルス感染による肺炎で“早すぎる死”を迎えた仲間を偲んでから、わずか5日後にこの世を去ってしまった仲本さん。“最後の呟き”には、慟哭の声が寄せられている。

 

《志村さん、長さんやみなさんと楽しくなさってください。 沢山の笑いをありがとうございました。 とても悲しいです。ご冥福をお祈りします。》
《お亡くなりになられたなんて信じられません。Twitterに返信させて頂くと必ずいいねを返して下さっていたとても優しい仲本さん 大好きです。 これからもずっと大好きです》
《仲本工事さんそんな悲しい亡くなり方ないよ。 元気になってくれると願っていました。とても悲しいです。 加トちゃん、ブーさんがとても心配です》

出典元:

WEB女性自身

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