■本誌の取材に“ゴミ屋敷放置”妻は…
知人たちの証言によれば、“鬼妻”ともいえる存在だったが、なぜ仲本さんは別れようとしなかったのか。前出のYさんは言う。
「私たちが別れるように言っても、いつも純歌さんをかばっていました。仲本さんはこれが3回目の結婚で、もう高齢でした。いま純歌さんを怒らせたら一人になってしまう……という思いがあったのではないでしょうか。仲本さんを励まそうと、2月に食事会が開かれたのですが、仲本さんが店の外で煙草を吸いながらふいに、『この年になってゴミ屋敷に住まわされるなんてなぁ』と嘆いていましたがね」
夫婦にしかわからない思いもあるのか。冒頭の“焼き肉密談”について確認するために、本誌は純歌に連絡を取った。「取材は受けていない」と語っていた彼女だが、取材が焼き肉店の会話についてであることを伝えると、答え始めた。
――仲本さんの所属事務所への不満を話していましたが?
「そりゃいろいろありますよ。でも和解しながら言っているので。(事務所も)一生懸命やってくれましたから」
――戒名料の件は?
「事務所のほうから渡した金額の範囲でやってもらっていいですか、と頼まれました。(お金をごまかすことは)ないですよ」
――A氏のことを「彼氏ができた」と話していたそうですが?
「事実じゃないです」
男性関係や戒名料に関する疑惑については否定した純歌。彼女は焼き肉店でこうも語っていた。
「敵が100人いたって、何億人いたっていいのよ。生きていかなきゃいけないからさ」
夫を亡くしながらも、たくましく生きていこうとする妻の姿に、天国の仲本さんは何を思うのか。