昨年12月、東京都内の住宅街をのんびりと散策していた香川 画像を見る

「先日、12月に歌舞伎座で行われる市川團十郎白猿の襲名披露興行に、性加害問題で活動自粛中の香川照之さんが出演すると報道されましたが、実際にその方向で話が進んでいます。もちろん、海老蔵さんは昔から香川さんと交流があり、好意から手を差し伸べた面はあるでしょう。

 

ただ、襲名披露興行のチケット売れ行きが意外に苦戦していることから、“話題作りになる”と考えている節もあるようです」(歌舞伎関係者)

 

性加害報道で9月から活動休止の香川照之(56)。復帰報道で元気を取り戻したかと思いきやーー。

 

「いままで連日のように届いていたドラマや映画のオファーが途絶えたことで、本人はひどく落ち込んでいます。近しい人に急に怒りだしたり、『俺なんか……』と弱気になってみたり、精神的にも不安定になっているようです。イメージダウンに伴い、香川さんがプロデュースするアパレルブランドは大打撃を受けています。なかでもいちばん痛いのはCMの違約金のようです」(映像関係者)

 

香川が出演していたのは、トヨタや東洋水産など7社のCMだ。

 

「香川さんクラスだと出演料は1年契約で4千万〜5千万円。一般的に違約金は実際に放送できなくなった日数分が日割りで生じることになります。

 

たとえばサントリーは10月から香川さんの新CMを放送する予定でした。もし撮影済みだった場合は、数千万円の再撮影費用の補償を求められる可能性もあります。そうしたことなどから考えると、違約金は1億円程度になるでしょう」(広告代理店関係者)

 

先々の収入が見込めなくなったうえに巨額の違約金の支払い—。この苦境に、長男・市川團子(18)と中学生になる長女とともに暮らしている元妻・A子さんも頭を抱えているという。

 

「香川さんは、私立に通う子供2人の学費などを含めて毎月40万〜50万円の養育費をA子さんに支払っていると聞いています。現在の香川さんの“窮状”を聞き、養育費の支払いが滞らないか、A子さんも心配しているようです」(後援会関係者)

 

騒動後、香川は息子・團子と直接話す機会をもうけたと別の歌舞伎関係者は言う。

 

「父親として逃げるわけにはいかなかった香川さんは、團子さんに今回の事件で、家族に迷惑をかけたことを心から詫びたそうです。そして團子さんに“これからお父さんは好きなことしかしない”“あなたは将来の猿之助になる人間なんだから、身を引き締めて頑張りなさい”と伝えたそうです」

 

息子を通じて元妻にも“土下座”釈明した香川ーー。

 

主演映画『宮松と山下』はお蔵入りになることなく、11月18日公開が決まった。翌月の團十郎襲名披露への出演を機に“窮状”をしのぐことはできるのだろうか。

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