10月24日、10代女性にわいせつな行為をしようとしたとして、強制わいせつ未遂の疑いで警視庁に逮捕された田中秀和容疑者(35)。
作曲家として『アイドルマスターシリーズシンデレラガールズ』や『アイカツ!』、『ウマ娘 プリティーダービー』など、人気ゲームやアニメに楽曲を提供していたこともあり、ネット上では波紋が広がっている。
複数の報道によると、事件が発生したのは8月20日午後10時半ごろ。東京都・目黒区内の駐輪場で面識のない10代女性に、卑猥な言葉で声をかけながら無理やり手を引っ張り人気のない場所に連れて行ったという。駐輪場の暗がりのスペースに連れ込まれた女性は抵抗し、その場から逃げて近くの交番に被害を訴えたとのこと。
防犯カメラの映像などから特定され逮捕に至ったといい、田中容疑者は調べに対し、「別の駅で女性を見つけ、好みのタイプだと思って、電車に乗ってついてきた」などと供述していると報じられている。
そんな田中容疑者は事件発生日から8日後の8月28日、Twitterで《Animelo Summer Live 2022 -Sparkle- 最高の夏の思い出をありがとうございました!》とさいたまスーパーアリーナで行われたアニソンイベントに参加したことを報告していた。また、逮捕される2日前の10月22日には、Twitterに合掌の絵文字を3つ添えて4枚の写真を投稿。会食でもあったのだろうか、瓶ビール2本と刺身、寿司などが写っていた。
「田中容疑者はアニメやゲームファンの間では、カリスマ的な人気を誇っていた作曲家。特に、アニメ『這いよれ! ニャル子さんW』の主題歌『恋は渾沌の隷也』は有名で、YouTubeでも“歌ってみた系動画”が多数アップされています。携わっている作品が多数あるため、運営会社などは今後の対応に追われるでしょう」(アニメ関係者)
カリスマ作曲家の“裏の顔”に、ネット上では《えぇ。まじか……》《ビックリ》などと驚きの声が。加えて、田中容疑者が犯した行為に対して厳しい声が相次いでいる。
《田中秀和逮捕って…めちゃんこ好きな作曲家さんなのにつら… 逮捕がつらいんじゃなくて、逮捕されるようなくそ人間だったことがつらい》
《田中秀和のことずっと好きだったけど、被害者のこと考えたらもう聴きたくないし戻ってこなくていい》
《田中秀和 強姦未遂とかどれだけ良いものを作った人間とか関係なく軽蔑する行為だよ 悲しい》
いっぽう、田中容疑者が逮捕されたことで“楽曲が配信停止になる”などと心配する一部のファンに対して、諫める声も上がっている。
《犯罪者がクリエイター系だったことで多くの作品が配信停止になる風潮が悪いのではなく、そもそも犯罪やらかした奴が全部悪いに決まってんだよ。だから「田中秀和よくもこんなことやってくれたな」って当人への怒りしかないし彼が関わっているコンテンツを考えると未成年相手の性犯罪とかマジ最悪じゃん》
《作曲家の田中秀和が逮捕されたニュースを見て、彼が関わったアニメや楽曲が「配信停止」されることをまず気にするのはおかしいのではないか。逮捕報道の時点で邪推を含めたコメントをするのは控えるべきだけど、どんな事件にも被害者がいるということだけは言っておきたい》