不登校の子供たちに元気と勇気を与えるべく、6月30日から全国を旅している“少年革命家”でYouTuberのゆたぼん(13)。
最近ではクラウドファンディングで集めた約487万円の資金が赤字となったため、投げ銭を呼びかけたことも記憶に新しい。すぐに100万円の投げ銭提案があったが、振り込め詐欺だったと判明。意気消沈するも一転して、IT経営者から本当に100万円の振り込みがあったことを大喜びで報告していた。
ほぼ毎日のように各地を訪れた様子を動画にアップしているが、ゆたぼんの言動が炎上することもしばしば。11月1日には、《神主さんに「ゆたぼんは福の神だね」って言われた これからも俺はみんなに元気と勇気を届けるで アンチのことは『餓鬼畜生』って言うらしいで》とツイートし“アンチ”を挑発。しかし添付した写真が寺院だったため、「寺なのに神主?」と物議を醸すことに。
翌2日には、写真の撮影場所であった福岡県久留米市にある大本山成田山久留米分院が《ゆたぼんさんが仰っているような事実はございません》とTwitterで表明。本誌の取材に応じた同寺は、ゆたぼんのツイートによって問い合わせが相次ぎ困惑したことを明かしていた。
そうしたゆたぼんの一挙手一投足は世間の関心を集め、連日メディアを賑わせている。10月にヤフーニュースに配信されたゆたぼん関連の記事は93本(本誌調べ)。100本近くネットニュースで取り上げられたことに、ゆたぼんは《これが少年革命家ゆたぼんやで 俺を超える13歳がおったら教えてな》と自慢げにツイートしていた。
遡ること、ゆたぼんがYouTuberデビューしたのは17年3月。初投稿は兄妹3人でじゃんけんをして遊ぶという内容で、以後は“歌ってみた”や“食べてみた”といった企画が並んだ。そして18年8月に投稿した「不登校は不幸じゃない!」と題する動画が注目を浴び、新聞やメディアでも取り上げられることに。同年12月にアップした「【ロボットになるな!】不登校の天才YouTuber『麦わらのゆたぼん』」と題する動画は、500万回以上再生され一躍YouTube界の注目株となった。