本誌の上演希望アンケートでも1位に輝いた『SEIMEI』を「6分間練習」後に(写真:アフロ) 画像を見る

拍手喝采のうちに横浜公演を終えた、羽生結弦(27)初の単独アイスショー『プロローグ』。構成はアンコールを含め全8曲と、競技以上に体力勝負な側面もあったはず。しかし、満面のゆづスマイルは終演まで崩れなかった。

 

氷上で最初に行ったのは、「6分間練習」。プロ転向後初のショーでの試合さながらの導入は、まるでゆづの過去と現在をつなぐかのよう。

 

■衣装6着で全8曲を披露!

 

【SEIMEI】

本誌前号の上演希望アンケートでも1位に輝いた『SEIMEI』を「6分間練習」後に。ゆづの国際的代名詞に、さらなる磨きを。

 

【CHANGE】

本人いわく「5分」で早着替え。新衣装で披露したのは、ジュニア時代のエキシビション曲『CHANGE』。

 

【いつか終わる夢】

自ら振り付けた新プログラム曲は27歳らしく、ゲーム『ファイナルファンタジーX』のBGM『いつか終わる夢』。演出にはプロジェクションマッピングも活用し、新境地を拓いた。

 

【ロミオ+ジュリエット】

通称“旧ロミジュリ”と呼ばれる、17歳のゆづが滑った『ロミオ+ジュリエット』を再演。

 

【春よ、来い】

北京五輪のエキシビションでも滑り、松任谷由実とのコラボ経験もある思い出深い『春よ、来い』も。

 

【パリの散歩道】

ソチ五輪SP曲『パリの散歩道』がアンコールに! 終演後は「感謝の気持ちでいっぱい」と語った。

 

入場時に観客に配布された(!)光る腕輪は中盤のリクエスト投票で活用し、初日は『Let’s Go Crazy』に。続く『スパルタカス』も事前アンケートからの選出だったが、同曲はまさかの小4当時のSP曲! 次々に繰り出されるゆづサプライズに、2時間驚きっぱなし。

 

プロ・羽生結弦の“序章”は、幕を開けたばかりーー。

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