元俳優の高岡蒼佑(40)と遠藤要(38)が並んで記者会見を行った。6月に格闘技デビューした高岡に続き、遠藤も参戦を決めたという。
2人が出場するのは、2023年1月7日に大阪・堺市産業センターで開催される格闘技大会『競拳22』。高岡は2戦目で、遠藤は格闘技デビュー戦となる。
高岡と言えば、宮﨑あおい(37)との離婚後も、傷害の疑いでの逮捕(不起訴処分)や、改名を繰り返すなど“お騒がせ俳優”と呼ばれてきた。俳優業は引退したが、いまもファッション誌への出演やYouTube関連の活動を行っている。
一方の遠藤は、朝ドラ『てっぱん』や映画『クローズZERO』など数々の作品に出演していたが、違法賭博店への出入り、暴力行為などが報道され、芸能界からは遠ざかっていた。
そんな“ヤンチャな”二人の会見だが、現場の様子は意外にも和やかだったという。
デビュー戦後のトレーニングについて聞かれた高岡は「若いころと違って体力が落ちてきているので、禁煙、禁酒しています。ただ昨日は、ちょっとビール2杯ぐらい飲んでしまいまして……」と明かすと、会場には笑いがひろがった。
また、前回のデビュー戦で祝い花が届いた市原隼人(35)や小栗旬(39)らかつての俳優仲間について聞かれると、高岡は「隼人はいつも応援してくれているのですが……。“(今回も応援のメッセージとか)なんかない?”って聞いてみようと思ってます(笑)」と、さらに会場を笑わせた。
初参戦となる遠藤は、出場を決めた理由を率直に語った。
「蒼佑君から普通にごはんに誘われて、いきなり3時間かけて口説かれたんです。『遠藤要は世の中に迷惑かけた。心配している人もいる。そんな人のために、みそぎじゃないけど、一生懸命挑戦している姿をみせることが大切だ』と。そんな彼の言葉に感化され、刺激を受けて、出場を決意をしました。限界突破しようと、死ぬ気でやってみようと思ってます」
お騒がせ俳優2人は、地の底から這い上がる姿をリングで見せることはできるのだろうか。