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「プロ転向以降も、羽生さんの話題は尽きません。直近では、国際スケート連盟(ISU)が表彰する『最優秀衣装賞』『最優秀プログラム賞』にノミネートされました」(スポーツ紙記者)

 

2月2日には7年ぶりの自叙伝を発売、26日に控える東京ドーム公演が全国の映画館でライブビューイングされることが発表……とニュースが途切れぬ羽生結弦(28)。

 

冒頭の賞のノミネートは、北京五輪でも演じたショートプログラム『序奏とロンド・カプリチオーソ』のプログラムと衣装についてのものだ。

 

「羽生さんは、『衣装はプログラムやストーリーを表現するために重要。羽生結弦であることをコスチュームで表現している』と、こだわりを語っていたことがあります。衣装を評価されるのはうれしいことなのではないでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)

 

ただ、フィギュアスケートの衣装にはこだわる一方で……。

 

「私服では、『ファッションに興味がない』と話していますよ。よく着ている『VENEX』というメーカーの“リカバリーウェア”というものがあるのですが、これは心身の休養を目的に考えられて作られているTシャツやジャージ。服もアスリート視点で選ぶのが羽生さんです」(フィギュア関係者)

 

そんな羽生だが、昨年のプロ転向以来、“新たな勝負服”を着る機会が増え、ファンは沸いている。

 

「メディア出演のときは、スーツでキメていることが多いんです。ハイネックやTシャツにジャケットを羽織るスタイルのことも。たまにブランドものとわかるものを身に着けていることがあって、“ファッションに興味がないのに意外だね”とファン同士で話しています」(羽生のファン)

 

たとえば、7月のプロ転向会見の直後のメディア取材時には、高級ブランド「GUCCI」のネクタイを。また過去には「Zegna(ゼニア)」というイタリアの高級メンズブランドのジャケットを着用していたこともあったという。

 

これらはスタイリストが付いている可能性もあるが、「お母さんが選んでくれているんじゃないかな」とファンが話すには理由がある。

 

「羽生くんが世界的に注目されるまで、お母さんが地元・仙台のスーパーの紳士服売場でパートとして働いていたというのは、ファンの間では有名な話です。スケートの衣装も、お母さんが夜なべして作ってくれていた時期もあったといいます。

 

羽生くんの体形が細いので“ピタッとしすぎないように少しボリュームを出したり……”なんて考えながら作っていたそう。スーツもお母さんが紳士服売場の経験を生かして選んでくれているのではないでしょうか」(前出・羽生のファン)

 

好評の“新勝負服”の裏には、母の愛が隠れているようだ。

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