神奈川県内にある、高齢女性がワンオペで営業している飲食店を酷評したことが問題視されているYouTuberグループ「夕闇に誘いし漆黒の天使達」。いまだ批判が止まないなか、“擁護”した人気YouTuberのラファエルにも延焼している。
夕闇に誘いし漆黒の天使達は’22年10月、Googleマップでレビューがついていない店を訪れ、初レビューを投稿するという動画を投稿(現在は削除済み)。しかし店主の女性から「事前に時間がかかる」と説明を受けていたものの、テロップには「1品目がくるのに40分かかりました」との表示が。さらに店を後にすると、メンバーは「婆ちゃんのワンオペだったな」「急ぐ気がなかったのが腹立ちましたね」などの苦言を連発。会計時にもらったお菓子についても「ムカつくしね」と悪態をつき、店名も公表していた。
この動画がTwitterで拡散されると、非難が殺到することに。そして、夕闇に誘いし漆黒の天使達は2月7日にTwitterで謝罪文を発表したが、しかし《さきほど店舗様に直接電話してこの度の件を謝罪させていただき店主の方には謝罪を受け入れていただきました》とあったため、《電話で済ますって信じられません》など呆れるような声が上がっていた。
そんななか8日、YouTubeにショート動画を投稿したのがラファエル。夕闇に誘いし漆黒の天使達の行動をどう思うかという質問に対して、「あー、全然いいんちゃう?」と笑いを含みながら一言。
そして「言い方にもよるし影響力がある人がそんなんやるんだったら、それはかわいそうとか色々あるけど、少なからず俺らもレビューはするでしょ、人の。評価するでしょ」といい、「どんだけ丁寧な言葉で言ったって、いじめと一緒で傷つく人は傷つくでしょ。まぁ、結局みんな同じようなことをしてるわけですから」と発言。そして、こう続けた。
「言い方とか背景、よくわかんないですけど。実際どんなことがあったのか。結果、炎上してるって、言い過ぎたんでしょうね。言わない方がいいですけど、公の場では。まあでも、そういうもんじゃないの。レビューするでしょ、僕らだって。服着ても『この服ダサいな』っていうでしょ」
夕闇に誘いし漆黒の天使達はYouTuberであり、動画を通して収益も得ている。そのためラファエルの“擁護”に異論が噴出し、ネットでは厳しい声がこう上がっている。
《あれはレビューとは違うでしょ。そもそも店主は提供遅くなることも伝え、気遣いもしてた。それでも、バカにしてるみたいな酷評を言いまくって、あれは営業妨害よ》
《仲間内で汚い言葉で酷評するのと、それをYouTubeにアップすることが同じだと考えているならマジで認識ズレすぎだわな》
《一般人はレビューをしてもそれを金儲けの道具にはしないよ》
またラファエルは動画で「言い方とか背景、よくわかんないですけど」などと前置きをしているため、《何も見ないで擁護してるみたい》《分からんのに首突っ込んで擁護とか意味分からん》と疑問視する声も上がっている。
Fm yokohamaは8日、夕闇に誘いし漆黒の天使達のレギュラーラジオ『めっちゃラジオ』について《報道された事案の重大性に鑑み、2月4日の放送をもって終了とさせていただきました》と公式サイトで発表している。