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一般男性との結婚を発表した女優の遠野なぎこ(43)。交際期間は1カ月半といわれており、多くの人から「また離婚するのでは」と不安の声が上がっている。

 

というのも、遠野といえば2009年に交際半年で1回目の結婚。だが、そこからわずか72日で離婚した。その後も2回目は交際3カ月で結婚し、55日で離婚。3回目となる今回は交際1カ月半と過去最短なのだ。

 

ちなみに過去に出演したテレビ番組では自身について「結婚は向いてない」と話し、「3回も4回もすると思う」と吐露。この先も結婚を繰り返していくと示唆している。

 

こうした想像通りの結末になるのか注目だが、恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんは「そもそも複数回結婚する人は、結婚に対する概念が独特なケースも多い」と話す。詳しく聞いた。

 

■そもそも「結婚の概念」が違う

 

複数回の結婚経験がある男女から話を聞いたことが何度もありましたが、彼らに共通していたのは「多くの人が抱く結婚の概念とは違う次元の考えを持っている」という点でした。具体的には、以下の3点です。

 

・「関係を築く」という姿勢が薄い傾向

 

もちろん全員ではありませんが、離婚を複数回する人は「こだわりやクセが強めな傾向」があるようです。それ自体は、個性なので良いことです。ただ相手がそうした傾向を受け止めてくれるという前提で、関係を成立させようとしている人が多いようです。

 

一般的な人が「結婚は関係を築くもの」という感覚を持っているのに対して、お会いした複数回結婚した人たちはこの感覚が薄かったのです。同時に「結婚は自分にベストマッチする相手を探すもの」という考が強かったりしました。

 

確かに、結婚はベストマッチする相手を探せたほうがいいです。しかしどんなに合っている人でも関係を続けていくには、相手を受け入れ、相手に合わせることが必要になってきます。

 

複数回の離婚歴がある方はこうした考えがより希薄で、「合わないなら別れればいい」といったドライな思考が強くあるようでした。

 

・結婚・離婚が「おおごと」ではない

 

複数回の結婚・離婚歴がある人は、結婚や離婚のハードルが一般的な感覚よりも低いケースが多いようです。転職になぞらえると分かりやすいですが、1回も転職したことのない人にとって、転職はとても勇気のいる行為です。でも転職を1回でもしている人は手順もリスクも知っているため、比較的ドライに取り組めます。こうした感覚と同じようなものがあります。

 

結婚・離婚も気持ち的な話を除けば結局はただの法的な契約であり、一定の責任が発生するだけです。そう考えると特に複数回の離婚経験者にとって、結婚という契約は「とりあえずステップを進めてみる」くらいの話かもしれません。

 

・離婚を視野に入れて結婚している

 

「もしこの人と離婚したら……」。結婚生活の中で、こういった考えを持った経験は誰しもあるものです。複数回結婚・離婚している人は、こうした「たられば」の発想が突き抜けているケースが多いようです。

 

過去に話を聞いたなかには、「離婚する」ということを前提に結婚している人がいました。なぜそんな発想があっても結婚するのか聞くと、「単純に相手が望んだから」だそうです。相手が望んだから「たぶん離婚すると思うけど結婚した」というのです。

 

これはあくまで一例ですが、結婚・離婚を複数回している人の中にはそうした“ぶっ飛んだ価値観”を持っているケースもあります。一般的な尺度で理解しようとしても、到底追いつけない考えを持っているのです。

 

■結婚発表後から落ち込み、一人昼呑みも……

 

遠野さんは今のところ結婚相手とは一緒に住んでいないそうで、様子を見ながら決めていくと語っています。以前出演した番組では、「結婚生活が楽しいのは初日だけ。2日目からは現実になる」と話していました。すでに数日たった今、何を思うのか……。

 

ちなみに結婚発表後の彼女のSNSでは、「話題作り」と言われたことに落ち込んでいる様子でした。その後も居酒屋で一人昼呑みをしながら、「私は強い女なの」と語っています。しかしその数時間後には寂しくて眠れなくて延々お酒を飲み、連続投稿をする姿が。新婚ホヤホヤのはずが、なんだか心配になってしまいます。

 

波乱の人生がもともと注目されて今のポジションがある遠野さんだが、その寂しさが癒やされますように。そして、最長記録更新を期待するばかりなのでした。

 

(文:おおしまりえ)

恋愛ジャーナリスト・コラムニスト・イラストレーター

出典元:

WEB女性自身

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