■豊田真由子は健闘もあの発言が尾を引いて…
「嫌い」3位はアンミカ(50)。しかし、「好き」では2位にランクイン。高すぎるコメント力に“流暢すぎて台本みたい”と不自然さを感じる人もいるようだ。
「アンミカさんは時事ネタを扱う番組でも鋭いコメントが出てくるので、テレビでは重宝されているんです。本番直前まで、非常によく勉強されています」(菊池さん)
「ポジティブで、寝る前に『HLLSPD(ハッピー、ラッキー、ラブ、スマイル、ピース、ドリーム)』ととなえるそうです。ポジティブの押し売りが鬱陶しい人、矢継ぎ早に繰り出すコメントで“何か買わされるんじゃないか”と怖くなってしまう人は、嫌いなのでは」(桧山さん)
「嫌い」4位ながら「好き」5位となった、元国会議員・豊田真由子(48)。政治に詳しくポスト三浦瑠麗として、かなりの有力候補だ。
「東大卒で厚労省の官僚という経歴もあるため、新型コロナのコメントを求められたときは、自分で資料を作っていました。頭がいいので、つい難しい話をしてしまいがちですが、ちゃんと視聴者にかみ砕いて説明できるところは強みになるはず。『このハゲー!』発言によるマイナスからのスタートですから、あとはプラスに積み上がるしかありません」(菊池さん)
「どんなにいいことを言っても、反対派からは“どの口が言うんだ”と思われてしまう。ソフト路線でイメージアップを図っても、猫をかぶっているように見えてしまうんです」(桧山さん)
こうしたクセの強いコメンテーターたちを抑え、「好き」1位となったのは、いとうあさこ(52)。
「けっして人を傷つけず、視聴者目線のコメントに定評があります。いいとこのお嬢さんなのに、家出して男性に貢いだり、貧乏生活を経て、遅咲きで売れたという人生経験があるため、コメントにも深みが。『好き』3位の阿佐ヶ谷姉妹も、親戚のおばさん的な親しみやすさがありますね」(菊池さん)
群雄割拠の女性コメンテーター冬の陣! いったい誰が“ポスト三浦瑠麗”の座に就くのだろうか。