伊藤沙莉 父親が蒸発、自宅には大量ゴキブリ…朝ドラヒロイン就任までの“壮絶半生”
画像を見る 昨年4月、熱愛が報じられた脚本家・蓬莱竜太氏と伊藤沙莉

 

■沙莉をキッズダンス教室に通わせるため、母は牛乳配達のアルバイト

 

本誌は、伊藤が当時住んでいた団地を訪れてみた。建物は築50年はたっていそうなほど古びていて、人通りはほとんどなかった。隣の林には木々が生い茂り、全体的に閑散とした印象だ。

 

「この住宅は原則、世帯月収16万円以下が入居の条件です。家賃は3万~4万円ほどですね」(地元の不動産関係者)

 

前出の知人は言う。

 

「母親と伯母は牛乳配達のアルバイトもしながら、沙莉さんが3歳のときからキッズダンスの教室に通わせていました。彼女に表現の才能があると気づいていたのでしょう。そんな家族の支えもあって沙莉さんは9歳でオーディションに合格しデビュー。女優として、もがき苦しみながらも徐々に頭角を現していったのです。俊介さんもお笑いの才能で一家を支えると宣言。’14年にオズワルドを結成しました」

 

社会人となった2人は家を出て、家計を支えた。女優として、お笑い芸人として今では引っ張りだこの2人だが、その快進撃の裏では悲しい別れも訪れていた。

 

《生い立ち的に父との思い出はそんなに多くはない。父は常に『逃走中』だったからだ。特番みたいな楽しいもんじゃない。シンプルにガチなハンターから逃げていた。そんな父が3年前、他界した》(著書『【さり】ではなく【さいり】です。』より)

 

行方をくらましがちな父親と頻繁に連絡を取っていたという伊藤。そのため父親は“家族そろっての最期”を迎えられたという。

 

兄・俊介も’20年4月、noteでこう明かしていた。

 

《再会の場は千葉大付属病院。喉頭ガンだった。老犬のように痩せ、こちら側が本気を出さないと何を言ってるか聞き取れない声だった。(中略)最後の最後に家族で揃えたこと、妹には頭が上がらない》

 

朝ドラに負けず劣らずドラマチックな伊藤の半生。「たくさんの苦労や努力をして」闘ってきた彼女がどんなヒロインを演じるか、期待が膨らむばかりだーー。

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