入社シーズンを迎え、期待に胸を踊らせる人もいれば、憂鬱な人も。特に、新入社員にとって気がかりなのは”上司”がどのような人になるのかではないだろうかだ。
どのような上司が好ましく、どのような上司が嫌がられるのだろうか? そこで、自らビジネスを手掛けることがも多く、リーダーシップを発揮することもの多いYouTuberにおいて上司にしたい人、したくない人を調査した。回答したのは男女305人。
第3位になったのは、チャンネル登録者数が1000万人を超えるはじめしゃちょー。(30)。今年1月から相次いで投稿された回転寿司店での悪質動画を受けて、「パトロール」と称し回転寿司店を訪れる姿をツイートするなどして、賞賛の声を集めている。
しかし一方で、“ニベアクリームでお風呂を作ってみた”という企画や、心霊スポット訪問企画で慰霊の森を訪れるなどしてたびたび炎上、謝罪をすることもしばしばで繰り返しており《ノリが軽そう》《頼りない》との声が。
また、’17年にはYouTuberの木下ゆうか(38)とファンの女性との二股交際が発覚し、謝罪したことも関連してか、《裏がありそう》という意見も集まった。確かに、炎上を繰り返す上司と仕事をするのは厳しい道のりになりそうだ。
続いて第2位は、グループYouTuberコムドットのリーダー・やまと(24)。今年の元旦にはYouTuberとして初の冠番組『コムドットって何?』(フジテレビ系)が全国放送され、やまとは「これから先も“地元ノリを全国へ”というスローガンのもと、コムドットと一緒に最高の景色を見に行きましょう」とコメント。しかし、その”地元ノリ”は上司としては受け入れられないようだ。
’21年6月の緊急事態宣言下にYouTuber同士31人でパーティーを行ったり、同年9月にも深夜のコンビニで騒いで警察に通報されたことが報じられていたコムドット。そのイメージもあって、《周りを気にせずに自分についてこいっていうキャラクターな気がするから》《自分のことしか考えてなさそう》といった意見が寄せられた。
さらに、裏方のスタッフを含め「休みがまったくない」と動画作成の忙しさを公言しており、《後輩に求める理想が高そう》と、上司としての厳しさに不安を感じる声もあった。
そして、残念ながら第1位に選ばれてしまったのが、ヒカル(31)だ。YouTubeチャンネル開設9カ月で登録者数が100万人超えし、立ち上げたアパレルブランド「ReZARD」は創業1年目で年商25億円を売り上げるなどサクセスストーリーを積み重ねてきたヒカル。昨年9月に発売した初の著書のタイトルは『心配すんな。全部うまくいく。』と、リーダーシップに満ちているを感じさせる。
しかし、そのストイックさや自身のツイッター上のプロフィールに”職業カリスマ”と記載するほどの“カリスマ性”は上司としては不評なようで、《カリスマ性はあるが、反りが合わないとばっさり切られそう》《常にプライドが高く、能力の低い人間をナチュラルに見下していそうだから。》と、心理的安全性に欠けるという指摘が相次いだ。
また、たびたび共演する年上の宮迫博之(52)に対して臆せずにいじったり、宮迫が経営する牛宮城のオープン前には「こんな焼き肉あり得ない」などと強烈なダメ出しを行っていたヒカル。動画内での、歯に衣着せぬ物言いからか、《怖い感じがする》《上から目線で話をしそう》などといった声が寄せられた。
YouTuberを反面教師に、いい上司を目指そう!
【上司にしたくないYouTuberランキング】
1位 ヒカル:53票
2位 コムドット・やまと:34票
3位 はじめしゃちょー。:30票
4位 Repezen Foxx・DJ社長:27票
5位 HIKAKIN:24票
【調査概要】
調査対象:15歳~39歳の男女300人
調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)