3月28日、スタジオジブリの代表取締役プロデューサーを務める鈴木敏夫氏(74)が知人女性に惚れ込み、“公私混同している”と「週刊女性PRIME」が報じた。
スタジオジブリの初代社長として宮崎駿監督(82)とともに『魔女の宅急便』や『もののけ姫』といった数々の名作を送り出し、ジブリブランドを築き上げた名物プロデューサーとして知られる鈴木氏。
「週刊女性PRIME」によると、鈴木氏は13年ごろから一目惚れしたシングルマザーのタイ人女性・カンヤダ氏に入れ込み、ポケットマネーでシングルマザーの彼女を支援。しかし次第に仕事との境界を失い、18年にタイ・バンコクにオープンしたジブリ公認レストランの運営をカンヤダ氏に任せるように。
こうした鈴木氏の行動に、社長の星野康二氏が苦言を呈すも、鈴木氏が星野氏を3月いっぱいで社長職を退任させ、6月には退社することとなったという。「週刊女性」の取材し対し、鈴木氏は「僕は関係ありません」と話すだけだった。
しかし、インターネット上では鈴木氏に対する失望が広がっている。
《やべぇよやべぇよ…》
《晩節を汚してんじゃないよ》
《うわ、ジブリって今こんな事になってんだ。ショック…》
手掛けた作品が軒並み大ヒットを記録し、日本のアニメ業界を牽引してきたスタジオ・ジブリ。老若男女問わず愛される作品を送り続け、築き上げたブランドは日本でも随一だ。
しかし、最近そんなジブリのブランドに傷をつけるような出来事がほかにもあった。2月下旬、ジブリの不誠実な対応を本誌は報じている。
愛知県長久手市に昨年開園された「ジブリパーク」で、入園した男性がパーク内の女性キャラクターの銅像の胸を手で触る姿などが映った写真がインターネット上で拡散。性犯罪を想起させるなどして、不快感を訴える声が相次いでいた。
この件について2月下旬、本誌がジブリパーク広報事務局に取材を申し込んだところ、担当者は「今回の件に関しまして、ノーコメントとさせていただきます」と回答したのみ。まさかの“回答拒否”に、インターネット上では厳しい声が上がっていたーー。
その後、3月9日に、大村秀章愛知県知事までもが記者会見で「こうした写真がSNSにアップされるのは極めて不愉快だ。極めて遺憾であり、くれぐれもやめてほしい」と言及する事態となっていた。
今年7月には宮崎監督による10年ぶりの新作長編映画『君たちはどう生きるか』の公開を控えるジブリ。果たして、それまでに失った信頼を回復することはできるのか――。