「今回の朝ドラが、前作『ちむどんどん』とは異なり、視聴者からの共感を失うことなく無事ラストにたどりついたのは、福原さんの“お祈り”の力もあったのではないでしょうか」(制作関係者)
ついに今週末、最終回を迎える連続テレビ小説『舞いあがれ!』。主役の福原遥(24)が“お祈り”していたというのが、京都にある車折神社だ。
「以前から福原さんはこの神社にお参りしていたそうです。『舞いあがれ!』の最終オーディション直前にあらためて参拝し、ヒロインの座を見事射止めたと聞きました」(前出・制作関係者)
車折神社はパワースポットとして知られ、境内には「芸能神社」がある。そのため参拝に訪れる有名人も多い。
「朝ドラ『あさが来た』(’15年)の波瑠さんも、あるドラマの撮影で1日だけ休日ができ、この神社で願を掛けたら、ヒロインに合格。朝ドラヒロイン候補生たちの間ではもはや“聖地”となっています」(前出・制作関係者)
本誌も実際に現地を訪れてみた。境内に入ると、目に飛び込んでくるのは大量の朱塗りの玉垣。芸能界の著名人の名前が並んでいる。基本的に掲出は参拝から2年間だが、福原に加え、『まれ』(’15年)で同じく朝ドラヒロインを務めた土屋太鳳(28)の名前もあった。
「福原さんは毎年お正月にご祈祷されていたようです。(『あさが来た』に出演した)吉岡里帆さんも京都の方ということもあって、毎年お正月に来られているようです」(神職の一人)
米倉涼子(47)や藤原紀香(51)、観月ありさ(46)など、アラフィフの有名女優の名前も。もはや「女優神社」ともいえそうだ。
「観月さんはずっと以前から玉垣などを続けていただいています。(一昨年の)芸能生活40周年には賽銭箱を奉納していただきました」(前出の神職)
福原も末永く活躍できる女優人生を願っていたのだろう。そんな彼女の姿を本誌はキャッチした。
3月中旬の午前9時過ぎ、千葉県内にある駅構内だった。乗客があまりいないホームの端で、ロケがおこなわれていた。撮影の合間、福原はスタッフらと談笑していた。前出の制作関係者は言う。
「これは昨年4月に放送された、山下智久さん主演のドラマ『正直不動産』(NHK)続編のロケです。来年1月に放送予定です。朝ドラで父親役を演じた高橋克典さんも出演しています。高橋さんは朝ドラの中盤で亡くなってしまう役だったので、福原さんは高橋さんとの再会をとても喜んでいました」
NHKでの次の仕事も走りだし、絶好調の福原。これも「女優神社」の御利益かーー。