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「テレ朝が’59年の開局以来、初の快挙を成し遂げました。実は局内でその“切り札”と評されているのが長嶋一茂さん(57)なんです」(テレビ朝日関係者)

 

NHKも含む全局の’22年度の平均世帯視聴率で、テレビ朝日は全日帯、ゴールデン帯、プライム帯で初の1位を獲得し、3冠を達成したのだ。

 

「歯に衣着せぬ発言で毎回スタッフをヒヤヒヤさせることから局内で“爆弾一茂”と呼ばれています。そんな彼の忖度しない本音が視聴者から共感を得ているのです。一茂さんが出演するゴールデンのレギュラー『ザワつく!金曜日』、朝の『モーニングショー』に加え深夜枠の『出川一茂ホラン☆フシギの会』も『タモリ倶楽部』の後番組に抜擢されました。

 

いまや『ザワつく』の出演料は100万円、朝や深夜番組でも最低30万円以上で年収は1億円以上。さらに彼がMCを務める特番のレギュラー化も検討されています」(前出・テレビ朝日関係者)

 

テレビの人気者となった一茂がタレントに転向したのはプロ野球選手を引退した’96年のこと。昨年末に放送された『フシギの会』で一茂は「芸能界は今後の保証がない」ため、引退と同時に投資を開始。家族を守るために「資産の半分は日本円。残り半分はドルのファンドを持つ」と、資産運用術を語っていた。

 

さらに’04年に誕生した双子の娘の未来のためにも動いていた。

 

「昨年11月に放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系)で、娘2人に『10年くらい前から生前贈与している』『年間110万円までは贈与税がかからない』と語ったのです」(テレビ局関係者)

 

新堀税理士事務所の新堀豊秋氏は言う。

 

「1年間の生前贈与は110万円まで非課税で、10年でも20年でも継続可能です。節税にもなります」

 

一茂は娘2人に最大で年間220万円、累計11年で約2千400万円、生前贈与していることになる。実は生前贈与を始めるころ、一茂は娘たちへの思いをインタビューで熱く語っていた。

 

《彼女たちが成人する頃、社会が今よりもよくなっている保証はありません。というより、私は日本の将来に対してかなり悲観的です。どんどん人間が信じられない世の中になっている。(中略)そういう意味で、子どものために親がひと肌もふた肌も脱がなくてはならない時代だと思っています》(『プレジデントファミリー』’11年6月号)

 

前出・テレビ朝日関係者は言う

 

「一茂さんは常々“投資で生きていける”“番組がなくなっても困らない”とスタッフに話しています。心身の疲労をためないため、定期的に“ハワイ休暇”をとるなど、マイペースを貫く彼の“テレビに媚びない姿勢”が結果的に視聴者の心をつかんでいるのでしょう」

 

娘たちへの深愛が、“年収1億円”超えの人気を生んでいた。

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