日テレ「行列のできる相談所」公式サイトより 画像を見る

「4月9日(日)放送の『行列のできる相談所』のVTRにてラーメンYouTuber・SUSURUさんの幼少期をご紹介しましたが、ご本人のものではない写真を使用してしまいました。写真を誤って使用した事実を重く受け止め、再発防止に努めて参ります。関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。」

 

4月11日、『行列のできる相談所』(日本テレビ系)の番組公式ページにこう謝罪文が掲載された。9日放送回内で、使用された写真が誤用されたものだと明らかにしたのだ。

 

文面では誤用された人物について詳しく言及されていないが、2020年12月放送の『にしやがれ』(日本テレビ系)で紹介された嵐の櫻井翔(41)の幼少期の写真と酷似していたため、ネット上では“櫻井くんのものでは?”と指摘する声が相次いだ。

 

櫻井のものだったかは定かではないが、幼少期の写真を取り違えるという失態をおかしてしまった日本テレビ。同局はここ最近、立て続けに“やらかし”ている。

 

「『スッキリ』放送終了直前の3月24日放送回で、オードリー春日さん(44)が加藤浩次さん(53)のフリを受けて、ペンギン池にわざと落下するという一幕が生放送され大炎上。事前の打ち合わせにはなかった内容だとして、施設側がテレビ局に抗議しました。さらに4月9日の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の番組企画では、ロッチ中岡さん(45)のWBC観戦を阻止する”無茶ぶりチャレンジ”を番組側が用意し、アメリカまで訪れた中岡さんが苦しんでいる様子に『中岡可哀想』がTwitterでトレンド入り。

 

それぞれ、春日さんは施設側に直接謝罪していたことが明らかになり、中岡さんも『可哀想と言われるうちは自分が未熟』などとコメント。それぞれ当人たちが真摯に対応したこともあって、『局側が芸人を軽視しすぎでは?』という声がネット上の一部であがっていたのです」(週刊誌記者)

 

実は番組作りのトラブル以外にも、もう一つ日本テレビの頭を悩ませる現実が。視聴率だ。

 

日本テレビといえば、2013年度以来、全日、プライム、ゴールデンの3部門で個人視聴率1位を獲得する“3冠王”の座を守り続けてきた“民放の王”。しかし、その栄光にも陰りが見え始めてきて……。

 

「2022年度の年間世帯視聴率は3部門でテレ朝が首位を獲得し、開局以来初の“3冠”を達成。個人視聴率ではゴールデン帯では日テレが単独首位となったものの、全日ではテレ朝と並び、プライム帯ではテレ朝が単独首位を獲得しています。これにより、日テレは13年度から守ってきた個人視聴率3冠を10年ぶりに失いました。

 

テレ朝の3冠達成は高視聴率を記録したWBC中継の影響が大きく、日テレも巻き返しを狙ってくるでしょう。しかし、人気番組が相次いでトラブルを起こし、局そのものへの信頼が揺らいでしまうと、テレ朝にさらなる差をつけられる可能性もあると思います」(テレビ局関係者)

 

王座奪還か、凋落の一途をたどるのか。果たして、日テレの未来は――。

出典元:

WEB女性自身

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