■事情を知った中江が再婚夫にかけた言葉
「Aさんとの間に子供がいるのは事実です。また暴行傷害事件で書類送検をされたことも事実ですが、暴力は振るっていませんし、起訴もされていません。妻(中江)には申し訳なく思っていますが、結婚前から事情は話していて、受け入れてくれています」
DVは否定する一方、養育費についてはこう釈明した。
「経済的に困窮した時期もありまして、滞納が続いているという感じです。妻からも払ったほうがいいと言われたので、完済していくように(妻と)話し合っています。でも僕の問題なので、自分で解決していくつもりです」
支払いができないと言い続けていた初沢氏だが、Aさんとの調停直後の’13年11月から一時期沖縄に移住している。その際の生活について、写真集ではこうつづっていた。
《沖縄での生活期間は1年と始めから決めていた。作品制作の資金源となる東京でのカメラマン生活をいったんすべて中止し、私財を投じての滞在となるとやはり1年が限界だった》
収入が必要なときに、“仕事”を辞めていたわけだが、もっと父親としての義務を果たす努力をすべきではなかったのか。
初沢氏の主張を受けて、Aさんはこう語った。
「示談に応じた条件の1つが“暴行と傷害を認めて謝罪すること”で、それは公正証書にも明記されています。いまさら『暴力を振るっていない』と主張するのは、やはり彼は反省していなかったということでしょうか……」
本誌は中江の所属事務所にも連絡をしたが、締切りまでに返答はなかった。
日ごろ、SNSで仕事に限らず友人との交流や趣味の野球観戦など、こまめに投稿をしている中江だが、再婚に関しては何も発信していない。それは、こうした夫の事情のためなのかもしれない。
彼女は’19年のインタビューで結婚観についてこう語っている。
《今は結婚にこだわらずとも、「個」で生きられる時代。それでも(中略)「だれか」と生きると人生は「はるかに違う」ものになるのも、また確か》(「現代ビジネス」3月10日号)
中江が選んだ「だれか」は初沢氏だったわけだが、彼は新妻の期待に応えていけるのか――。