フジテレビ『ちびまる子ちゃん』公式サイトより 画像を見る

連載開始から今年で37年となるマンガ『ちびまる子ちゃん』。作者のさくらももこさん(享年53)逝去後もアニメを中心に世代を超えた人気を誇る。

 

そんな国民的マンガも見過ごせなかった“危なすぎる”二次創作作品が物議を醸している。

 

そのタイトルは『シャブまる子』。このマンガでは、まる子、たまちゃんら3年4組のメンバーが成長した後の姿が描かれている。薬物中毒に陥ったまる子がはまじの助けを借りて更生を決意するが――、といったストーリーだ。

 

作者が同作をTwitter上で発表すると大きな反響を呼び、回を重ねるごとに盛り上がりも高まっていった。しかし突如、結末が描かれる前にすべて削除されることとなった。

 

削除の理由について作者は《公式様から警告を受け該当のツイートを複数削除いたしました。二次創作とはいえ度が過ぎた事を反省しております。このたびは大変申し訳ありませんでした》と5月8日にTwitterで明かしている。

 

この対応にネットでは続きが見たい、悲しいと言った声があがる一方、削除は当然といった意見も数多く出ている。人気作品ゆえ、中には熱いコメントもあった。

 

《子供のころ好きで家族と見てた思い出の作品がいくら表現の自由とは言え反社会的なものとコラボさせられるのが許せなかった》
《普通の子が薬物に手を染めて人生崩壊するリアルさは反面教師として良いと思った さくらももこ先生が生きてたらたぶん笑ってると思うんだけどな》
《楽しんで見てたけど、やってることはアウトだからまぁ仕方ない》

 

本誌はこの件の経緯について株式会社さくらプロダクションに問い合わせたところ、日本アニメーション株式会社から「本件は弊社が窓口となって対応したものですが、回答は控えさせていただきます。」と連絡があった。

 

原作のイメージを著しく損なう二次創作は、「いけず~」と言っても許さるものではなかった。

出典元:

WEB女性自身

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