画像を見る

5月18日午前10時過ぎ、東京都目黒区内にある自宅で両親と倒れているのをマネージャーたちに発見された市川猿之助(47)。母・延子さん(享年75)はその場で死亡が確認され、父・市川段四郎さん(享年76)は搬送先の病院で死亡が確認された。

 

「司法解剖の結果、両親の死因は向精神薬中毒とみられています。一命を取り留め猿之助さんは、警視庁の聴取に『死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ』と説明していたことが判明しました。一家心中を図った疑いがあり、警視庁は捜査を進めています」(スポーツ紙記者)

 

事件が発生した同日には、一部週刊誌で猿之助のパワハラとセクハラ疑惑が報じられていた。猿之助の所属事務所は23日、公式サイトを通じて「今まで猿之助に関わった複数のマネージャーに聞き取りをしましたところ、弊社管轄の現場において、そのような事実は現在出てきておりません」と報道内容を否定している。

 

所属事務所が慎重に調査を続ける意向を示す一方で、衝撃的な出来事の余波が各所で広がり続けている。

 

猿之助が今月3日から主演していた東京・明治座の歌舞伎公演は、救急搬送を受けて18日昼の部が中止となり、夜の部は中村隼人(29)が代役を務めた。翌19日以降の夜の部は引き続き隼人が代役を演じ、20日の昼の部からは市川中車(香川照之、57)の長男・市川團子(19)が代役に抜擢された。

 

対応に追われているのは、歌舞伎界だけではない。6月16日から公開予定の映画『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』にも猿之助は出演しており、同作を手がけるテレビ朝日では激震が走っているという。

 

「文春オンライン」では、19日からTVerで配信予定だったドラマ『緊急取調室』関連の過去作品は配信中止になったと報じている。映画公開前に予定されていた単発ドラマなども放送されない可能性があるという。

 

それだけでなく、映画の宣伝や舞台挨拶にも大きな支障をきたしてしまったようだ。

 

「報道直後、すぐに主演の天海祐希さん(55)の耳にも入ったようで相当なショックを受けたようです。今のところ来月16日の公開は予定とおりですが、それまでに予定していた映画の宣伝は一度すべてキャンセルすることになりました。また、公開初日の舞台挨拶も、当初は猿之助さんと佐々木蔵之介さんをメインに行う予定にしていました。それも、今回の件で白紙になりました」(芸能関係者)

 

’14年1月期にドラマが始まって以降、お茶の間の人気を博してきた“キントリ”。第4シーズンまで制作され、’22年1月にはドラマスペシャルが放送。公開を控える劇場版はシリーズ完結となり、猿之助は天海演じる刑事の“最後の取調べ相手”となる総理大臣を演じているが……。

 

「猿之助さんが演じるのは総理大臣の役ですが、当然、取り調べのシーンもあります。もし公開されたとしても、波紋を呼ぶことになるのは間違いないですね」(前出・芸能関係者)

 

公式サイトでは「最高の作品、しかも記念すべき“ファイナル”に、ゲストとして出演させていただけるとは夢にも思いませんでした」と、感激の言葉を綴っている猿之助。動揺が広がる“キントリ”の行方は、果たしてーー。

 

■「日本いのちの電話」

ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)
フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー: