「一番ややこしかったんが、ホリエモンさん」
6月2日放送の『霜降り明星のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、こう語ったのは霜降り明星のせいや(30)。
発端は、オリエンタルラジオの中田敦彦(40)が自身のYouTubeチャンネルで松本人志(59)がお笑い賞レースの審査員をやりすぎだと批判した際に、唐突に相方・粗品(30)の名前を出したこと。
中田は「松本さんに対して何も物が言えない空気って凄いある」などと述べ、粗品に「どう思う?」と意見を求めていた。だが、相方の名前を出され不快に感じたせいやは、Twitterで《真っ直ぐ勝負してないウンコみたいなやつが相方の名前使うな 中田》と怒りをあらわに。
ラジオでは“怒りツイート”について真意を説明したせいや。「(中田さんの)提言は全然いいんですよ」とした上で、これまでも中田が他人を巻き込んでいたことが気がかりだったという。そうしたなか“松本批判”の動画では、「ついに相方が巻き込まれた」と憤慨。
中田を「戦略を立ててロジックでしゃべる人」だと捉えるせいやは、中田が話題性を狙ってわざと粗品の名前を出したものと推察。そのため、「ついに下(後輩)を巻き込み出したやんってなって。しかも俺の相方。これウンコやがな」と許せなかったという。
そして、中田に向けた《真っ直ぐ勝負してない》のツイートは、「提言するなら1人で戦ってほしかった」「他人を巻き込むな」との意味合いだったと改めて説明。
ところが、《真っ直ぐ》という言葉があちこちで勘違いされたと嘆き、冒頭のように“ホリエモン”こと堀江貴文氏(50)の名前を挙げたのだ。
堀江氏は31日に、せいやのツイートに言及したTwitterユーザーに対して《お笑いの世界って「真っ直ぐ」勝負とかそんなんあるんだな笑》《アホくさ。面白いか、面白くないかだろよ。お笑いって》などと一蹴。せいやを擁護するTwitterユーザーの投稿に対しても、《笑。一つのことしか出来ないから色々できる才能にむかついてるだけだろが》と皮肉っていた。
そんな堀江氏に対して、せいやは「全部間違えてる。ホリエモンだけ全部間違えてる」と苦言。日ごろから堀江氏のYouTube動画をよく視聴しているというが、「初めてぐらい間違えてたな」「俺、見てるからこそわかりますよ。ホリエモンさん、それ早いですよっていう」とコメント。
粗品が「ホリエモンさんはどう言うてたんですか?」と問うと、次のように反論したのだった。
「面白いか面白くないかで決めろよ、みたいな。お笑いに真っ直ぐとかねえだろみたいな。その通りなんですけど、その通りすぎて。俺は提言に対して言うてる。『ひとつしかできねえお笑いやってんじゃねえよ』みたいなネットニュースなってましたけど、YouTubeもやってるんで。ゲーム配信とかもやってますし。(中略)全然思いと違うところでディベートしてた。ちょっと早とちりやったな。ホリエモンさんが珍しく間違えてた」
一方の堀江氏は3日に、せいやの発言を報じたネットニュースを取り上げて《なんかこの記事からみるとよーわからんので対談しよ》とツイートしていた。中田の提言に端を発した“場外戦”。果たして、せいやと堀江氏の対談は実現するだろうか?