■「直近の騒動の時のね、中の面白さたるや半端じゃなかったですからね」
中田といえば、5月29日にYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」で公開した動画で、松本人志(59)がお笑い賞レースの審査員をやりすぎていると猛批判。「業界のタメにならない」「一つの価値基準しかない。それ以外の才能は全部こぼれ落ちるからなんですよ」などと持論を展開し、物議を醸したばかりだった。
そんな中田は騒動を振り返りつつ、次のように“自画自賛”したのだった。
「直近の騒動でも、『こいつ何考えてるんだろう?』って思った人多いと思うんですけども。中田、意外といっぱい考えてるんですよね。ご存知の通り、頭は良いんですよね、厄介なことにね。情緒は乱れてるのかもしれないですけど、頭は良いから、厄介だよね、ある意味で。気性は荒いしね。気性が荒くて情緒が乱れてるんだったら、いっそのこと頭が良くない方が害はないっていうか。なまじ頭が良いから、なんか大変なことになっちゃう時があるけど」
一方、中田の「提言」をめぐってお笑い界では、賛同を得るどころか非難囂々となっていた。相方の藤森は「そんなこと言わなくていい」「平穏に暮らしたい」と苦言を呈し、トミーズ雅(63)や上沼恵美子(68)などの大御所芸人からも顰蹙を買う事態に。
しかし、ハレーションを起こした張本人の中田は、意に介していないようでこう述べたのだった。
「直近の騒動の時のね、中の面白さたるや半端じゃなかったですからね。もう本当に日本全国が注目してる『こいつ何考えてるんだ』を毎日聞けるっていうことでしょう」
続けて、「爆笑問題さんがラジオでしゃべってたよなぁ。『あっちゃんはこれからも面白いものをたくさん作ると思うからさ』ってさ。優しい言葉使ってくれてたけど、『あっちゃんこれからも訳わかんねぇことやるからさ』っていう意味でもあると思うんだよ」とコメント。
そして自分自身について、「こんな奴変わんないよ。だって俺10代じゃないんだよ、40代だよ。40でしっちゃかめっちゃかなんだから、もう変わるわけないもんね」と開き直っていた。
自らを「頭が良い」と誇らしげに話し、多くの芸人たちから大ブーイングとなった騒動を開き直った中田。そんな彼に、ネット上ではあ然とする声が上がっている。
《あっちゃんなんか最近どしたん》
《心配してくれる、忠告してくれる人間がいるうちに自分を省みろ》
《支離滅裂じゃん…大丈夫か?》
果たして、このまま“鋼鉄メンタル”を貫くのだろうか。