■小栗旬、柄本佑、市村正親…仕事も子育ても手を抜かない男たち
本誌も、これまでに何度も男性芸能人の育児現場を目撃している。
6月12日、所属する芸能事務所「トライストーン・エンタテインメント」の社長に就任したことが明らかになった小栗旬(40)。妻で女優・モデルの山田優との間に4人の子供をもうけている。昨年は、NHK大河ドラ『鎌倉殿の13人』にも主演。仕事に忙殺されているかと思いきや子育てにも熱心だ。
本誌は昨年5月下旬の夕方、大河ドラマの撮影も忙しいさ中、公園で子供と遊ぶ小栗をキャッチ。子供と疾走するたびに、“ちょんまげ”のように束ねていた髪がピョコピョコと揺れていた。
忙しい妻と共に、仕事との両立を模索するのは柄本佑(36)。今年3月に行われた第46回日本アカデミー賞授賞式では、妻の安藤サクラとともに夫婦でW受賞を果たした。
柄本と安藤の間には’17年に第一子が生まれているが、安藤は受賞の際のスピーチで、育児と仕事の両立に苦労したことを語っている。安藤が「今は悩みつつ家族で会議しながら、みんなで協力し合って、また頑張れたらいいな、大好きな現場に戻れたらいいなと思っています」と柄本に笑いかけると、柄本はピースサインを返していた。
そんな“家族で協力”する現場を本誌は目撃している。’22年12月初旬、京都の仕事現場に連れていったのか、京都からの新幹線で東京に帰ってきた柄本。その手は、5歳になる愛娘の手を引いていた。安藤が主演を務める1月スタートのドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)撮影の真っただ中だったため、柄本が面倒を見ることが増えていたようだ。
いっぽう、男手一つで子育てに励むのは市村正親(74)。’21年7月に篠原涼子と離婚後、長男と次男の親権は市村が持っており、子育てと俳優業の両立にまい進中で、お弁当作りが日課だそう。今年2月にはデビュー50周年を記念した舞台『市村座』で長男の市村優汰および次男と親子共演を果たしている。
市村は離婚前から2児のために奔走していた。本誌は’20年7月下旬にも、父親ぶりを目撃している。その日、有名私立小に通う当時小学3年生の次男とともに保護者同伴の説明会に向かっていた市村。正午過ぎに説明会が終わると、今度は送迎車から入れ替わりで当時小学6年生の長男が登場。長男を連れ再び説明会に参加し終え、車に向かう道中、市村はしっかりと長男の手を握っていた。
忙しい間を縫って積み重ねた父親としての経験は、かけがえのないものになるに違いない。