年に一度、表舞台で活躍しながらも子育てに奮闘する有名人に贈られる、ベストマザー賞。5月11日には「第15回ベストマザー賞2023」が決定し、双子を持つ俳優の仲間由紀恵(43)をはじめとした計6人の受賞者が発表されている。
‘07年から続くこの賞だが、ここ最近では、その信頼性を揺らがす”醜聞”が相次いでいる。’22年に受賞した広末涼子(42)は、週刊誌によって報じられたW不倫を6月14日に認めて謝罪したばかり。’21年の受賞者である篠田麻里子(37)と三浦瑠璃(42)にも、さまざまなスキャンダルが報じられ、ネット上では賞の意義に疑問を持つ声も多く寄せられた。
とはいえ、受賞以降も、育児と両立させながら活躍している芸能人は数多く存在する。果たして、誰しもが認めるベストマザーとは一体どんなマザーなのか? そして、ベストマザー賞にふさわしくないのはどのようなマザーなのか。そこで、過去の受賞者から「ベスト」だと思うベストマザー、「ベストではない」と思うベストマザーについてアンケートを実施。今回は、「『ベスト』だと思うベストマザー」の結果を公表する。
3位に選ばれたのは、藤本美貴(38)。’09年に品川庄司・庄司智春(47)と結婚し、’12年、’15年にそれぞれ長男と長女を出産。その後’16年に受賞しており、’20年には次女を出産し現在は三児のママタレントとして活躍している。
特に幅広い層から人気を博しているのが、藤本自身のYouTubeチャンネル「ハロー!ミキティ」。視聴者から寄せられる悩み相談に答える「ミキティ人生相談」は、その清々しい回答っぷりや親身なアドバイスがたびたび話題になっている。さらに動画では、子どもと年中行事を楽しむ様子や、夫である庄司との時間を切り取ったものもあり、育児も夫婦関係も仕事も三立させているイメージが強いようだ。
《子供を育てながらの悩み相談への回答が的を得て素晴らしい》
《きちんと家庭の事や子育てをしているイメージがあるから》
《子育ても仕事も旦那への愛も一貫しているから》
2位に選ばれたのは、辻希美(35)。’07年に俳優の杉浦太陽(42)と結婚し、’13年の第三子出産後にベストマザー賞を受賞した。その後、’18年にも第四子が誕生したが、受賞時のコメントでは「4という数字が好きではないので、4、5といきたい」と語り、注目を集めていた。
現在は自身のYouTubeチャンネルを2〜3日に1回という頻度で更新するなど、動画投稿に力を入れている辻。動画では、辻を中心とした家族の日常的な様子を紹介。食事風景や赤裸々に明かされる鬱憤などに、感心や共感が寄せられている。頻繁に登場する夫や子どもたちの様子からも、ベストマザーを感じさせるものがあるようだ。
《YouTubeをたまに見ると私よりはるかに忙しいはずなのにご飯が手作りですごいと思う》
《夫婦で協力しながら子育てしている様子がユーチューブでよく見られるから》
《子供が4人いて、家事も子育ても仕事も一生懸命だと思うから》
そして、1位に選ばれたのが‘14年にベストマザー賞を受賞した北斗晶(55)。’95年に元プロレスラーの佐々木健介(56)と結婚し、現在は長男と次男ともに成人している。
実は本誌が’13年に実施していた「好きなママタレランキング」でも、1位を獲得するなど、ママタレとして根強い人気を持つ彼女。しかし、’15年に乳がんが発覚し1年2ヵ月の休業期間を強いられるなど、辛い時期を乗り越えている。
復帰した直後、北斗は本誌への取材に対しても、闘病期間を支えた家族の存在とその感謝について、嬉しそうに語っていた。
「健介には『いつもそばにいてくれてありがとう』と感謝しています。いちばんそばにいてくれたのは、愛犬の花ちゃんですけどね(笑)」
「(子どもたちも)買い物には、必ずついてきてくれました。スーパーに行くと『俺たちがカート押すからママは良いよ』って」
今でもブログやInstagramなどで、たびたび家族との写真を掲載する北斗。その幸せそうな表情から、家族仲の良さを感じる人も多いのだろう。
《癌を克服して温かい家庭を作っていると思うから》
《家庭を大事にしているいいお母さんという感じがする》
《家族を大切にしているのが伝わるし、家族大好きなのも伝わって良いと思ったから。》
果たして今後は、どんなベストマザーがあらわれるだろうか?
【“ベスト”だと思うベストマザーランキング】(内は受賞部門)
1位:北斗晶(スポーツ部門) 45票
2位:辻希美(文化部門) 43票
3位:藤本美貴(芸能部門) 25票
4位:仲間由紀恵(芸能部門) 22票
5位:和田明日香(文化部門) 16票
5位:森高千里(音楽部門) 16票
7位:AI(音楽部門) 14票
7位:冨永愛(文化部門) 14票
9位:木村佳乃(芸能部門) 13票
9位:渡辺満里奈(芸能部門) 13票
9位:安田成美(文化部門) 13票
調査日:2023年6月14〜15日
調査対象:20歳〜39歳の男女400人
調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)