6月21日に東京・有明アリーナで16人組アーティスト「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」が行ったライブ「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2023“16”」の一部座席でのライブの見え方を巡って波紋が広がっている。
Twitter上では、一部エリアに座った観客から「機材の設置の仕方が影響して、ステージやモニターがほとんど見えなかった」といった声が多数上がっているのだ。これらのツイートには“どれほど見えにくかったのか”を伝える写真も合わせてアップされている。あるユーザーは《もう二度とこんな席つくらないでもらえるように願いを込めて載せるわ》とコメントしていた。
なかには《メインステージはモニターとスピーカーの柱で見えない》《見えるのこの花道のごく1部で奥のステージも手前のステージも全く見えずほぼラジオ状態》といった声も上がっている同公演。
楽しみにしていたライブにも関わらず、不満を抱えてしまったファンたちーー。本誌の問い合わせに対し、LDHの広報担当者は書面で以下のように回答した。
《いつもお世話になっております。お問合せいただいた件ですが、弊社ではご来場者様からご指摘をいただいた直後から状況確認を行いまして、一部座席で鑑賞いただくのに多大なご不便をおかけしたことを把握いたしました。
ご不便をおかけしたご来場様には深くお詫び申し上げます(弊社ホームページでもコメントを出せていただいております。)。
現在、弊社では早急な対応を行っており、3日目の公演前までに、鋭意、会場設営の改善に努めているところです。また、すでに終了している公演に関しましても、ご不便をおかけした該当席のご来場者様に対して適切な対応をさせていただくべく、早急に対応方針を検討しております。方針が決まり次第、速やかにご案内する予定となっております。
今回のご指摘を真摯に受け止め、今後こうした事態が起きないよう、再発防止を徹底してまいりたいと思います》
その後、LDHの公式サイトにも同様の文面が掲載された。今後の公演での改善と当該客への対応を発表したLDH。この真摯な対応が多くのファンに届くことを祈るばかりだ。