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「三谷さんが脚本を手がけた大河ドラマは、結果的に3作すべてで逮捕者が出ることになってしまいました」

 

こう語るのはNHK関係者。

 

6月27日、市川猿之助容疑者(47)が母親の自殺を手助けしたとして、自殺ほう助容疑で逮捕された。取り調べに「両親が自殺する手助けをしたことに間違いない。私も両親の後を追って自殺するつもりでいた」と供述し、容疑を認めているという。

 

「猿之助さんは22年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』や07年の大河ドラマ『風林火山』などNHKの作品に出演していました。しかし事件後、NHKは猿之助容疑者が出演した作品の再放送を止めていると明かしました。現在でも『鎌倉殿』『風林火山』どちらもNHKオンデマンドで有料配信されていますが、逮捕となると配信停止になる可能性は高いです」(前出・NHK関係者)

 

『鎌倉殿』の脚本を担当した三谷幸喜(61)はその功績が讃えられ、5月23日に「第41回(2022年度)向田邦子賞」を受賞。同作には根強いファンも多く、SNS上では《嗚呼、もう鎌倉殿は再放送ないのかな…》との声もあがっている。

 

大河ドラマをめぐっては、『いだてん』(19年)のピエール瀧(56)の降板に続き、『麒麟がくる』(20年)では沢尻エリカ(37)が降板するなど、出演者の不祥事が相次いで発覚。

 

それを受けて、20年1月に行われた『鎌倉殿』の制作発表会見で三谷は「オファーを受ける俳優さんたちに言いたいんですけど、もし『俺ちょっとやばいかな?』、『俺スネに傷持ってるかな?』と思っている人がいたらぜひ断ってください」と発言していたが……。

 

「三谷さんが脚本を手がけた大河ドラマはこれまでに3作。『新選組!』(04年)、『真田丸』(16年)、そして『鎌倉殿』です。

 

『新選組!』には中村雅俊さん(72)の長男が出演していました。しかし、長男は09年に大麻所持で逮捕。そのためか、NHKオンデマンドで『新選組!』が配信されたことはありません。

 

さらに『真田丸』では、新井浩文さん(44)が19年に強制性交罪で逮捕されました。その後、『真田丸』の配信は停止となりました。

 

すべて放送後の逮捕ですが、これで3作とも再放送などが難しい事態になってしまいました。普通の連続ドラマとは異なり、出演者の多い大河ドラマでは当然リスクも大きい。しかし、3作ともに災難が降りかかるとは……」(前出・NHK関係者)

 

残念な結末を迎えることとなった三谷大河の出演者たち。しかし、どれも名作であることは変わりない。

出典元:

WEB女性自身

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