■「傷が癒えるのはもっと時間が必要だと思います」
そんな南は離婚に至るまで、“二重生活”を続ける渡辺に複雑な胸中を抱えてきた。
離婚協議中だと報じられた’18年1月、本誌の直撃に離婚協議中であることを否定した上で、渡辺との話し合いが実現していないことを明かした南。その理由について、「いま、彼は『西郷どん』の仕事で九州にいますし、忙しいでしょうからね。そんなときに、いろいろ物事を進めるわけにはいけませんよ」と気遣いを見せていた。
記者が「どこかで自分を裏切った渡辺さんを憎む気持ちもありますか?」と問いかけると、少し沈黙したのちにこう語った。
「……もちろん縁があって夫婦になったわけですから、(憎むとか)そういった言葉は、やっぱりいまも使えません。繰り返しになりますが、彼にはしっかりとお仕事をまっとうすることだけを考えて欲しいと思っています」
彼女は離婚の危機にありながらも、常に渡辺を尊重していたのだ。しかし、4カ月後には離婚が成立することに……。当時、Twitterで離婚を報告した南は、《出会いから16年、様々なことを学びました。そしてこの1年は、自身の生き方を見つめ直す時間を与えられました。これからは曇りのない笑顔で、私らしく歩んで参りたいと思います》と綴っていた。
だが、気持ちが吹っ切れるには時間がかかったようだ。離婚して2カ月経った’18年7月下旬、南は本誌の直撃にこう語った。
「おかげさまで仕事も再開しました! でも、(心の)傷が癒えるのはもっと時間が必要だと思います。もう、一生癒えないかも……」
当時は早くも渡辺に“再々婚報道”が飛び出していたが、そのことについて問うと彼女はしばらく絶句。「まったく知りませんでした……。とはいえ、もう自由じゃないですか。祝福するまでには至ってないですけど(笑)」と、複雑な表情を浮かべていた。
各メディアによれば、30日に舞台『これだけはわかってる』の公開ゲネプロと取材会に出席した南は、渡辺の再々婚について「びっくりしました」とコメント。その上で、「私にとっては過ぎ去った季節のことなので。まずはおめでとうございます」と祝福したという。辛い時期を乗り越え、今は新しい人生を謳歌しているはずだーー。