台湾から日本へ連れ帰った長男の引き渡しを巡って、元夫とドロ沼の応酬を繰り広げている福原愛(34)。
元卓球男子・台湾代表の江宏傑氏(34)が7月27日に日本外国特派員協会で会見を開き、東京家庭裁判所から福原さん側に引き渡しを命じる「保全命令」が出たと公表。また同席した大渕愛子弁護士(45)は、応じない場合は未成年者誘拐罪で刑事告訴する可能性も示唆した。
一方の福原は、江の会見が行われる前と後にそれぞれ声明を発表。裁判の内容を公にしないように、会見は子供を守る配慮に欠けている、さらに、現在の審判はあくまで一審の裁判であり、最終的な判断はされていないなどと主張し、江氏を非難した。
「福原さんの反論に対して江氏が再反論するなど、マスコミを通じて繰り広げられる両親のやり取りは、子供にとってまさに“地獄”。
今回日本の裁判所がだした保全命令はそもそも滅多にないものですが、夫側の申し立てに対して認められたという意味でも異例だそうです」(スポーツ紙記者)
この状況に対して、28日のワイドショーや情報番組では、さまざまな芸能人がコメントしている。
■長嶋一茂(57)/『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)
「子供たちのことを考えると、江さんがマスコミを通して子供を探すと言う手段は避けられなかったのかなとは思います」
■谷原章介(51)/『めざまし8』(フジテレビ系)
「子供の幸せのために何ができるのか、どうするのがいいのか、大人たちに振り回されてしまってますよね」
このような子供たちを心配する感想とともに、裁判所の決定を支持し、福原の対応を疑問視する意見が目立った。
■上地雄輔(44)/『ひるおび』(TBS系)
「お子さんも小さいですし、(保全命令に関しては)そりゃそうだろうと思います。不服を申し立てると永遠に時間だけが過ぎてしまうので」
■玉川徹(60)/『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)
「引き渡しに関しては法的に詰んでいる」
■カズレーザー(39)/『めざまし8』(フジテレビ系)
「福原さんは台湾の裁判所の指示に従ってほしいということだったんですけど、ご自身は日本の司法の指示に従わないという状況に今なっているじゃないですか。そこに凄く違和感を覚える。日本の司法の指示に従わない状況で今後、親権指定の申し立て、プレゼンしても裁判所も受け入れられづらいんじゃないのかなと思うんですけど」
幼少期から国民的な人気者だった福原に対する、反・愛ちゃん」の声が、テレビや芸能人の間でも広がり始めている。