海外で大注目の「犬になった日本人」 本人語る周囲の反応「すれ違う犬は一歩引いたような…」
画像を見る 手を振るコリー犬(トコさんYouTubeより)

 

■制作費用は約200万円、いったいなぜ犬に?

 

いったいなぜ、着ぐるみを作って犬になろうと思ったのか?

 

トコさん本人が答えてくれた。

 

「小さいころから動物になってみたいという、漠然とした夢がありました。変身願望とでもいうのでしょうか? その夢を叶えるべく、着ぐるみをオーダーしようと考えました。当たり前ですが動物そのものになることは出来ないので、着ぐるみを制作して着るという方法が一番現実的かなと。小さい頃からの夢を叶えるべく、社会人になってからお金を溜めました」

 

’21年の秋、トコさんは夢を叶えるべく、リアルな犬の着ぐるみのオーダーを決意。数ある動物のなかで、なぜ犬を、そしてラフコリーを選んだのだろうか?

 

「リアルな造形になることを考えると親しみやすい身近にいる動物のほうがいいと思い、犬にしました。犬種をラフコリーにしたのは、単純に、私が好きだからというのが大きいです。あとは大型犬で長毛種なので、中に人間が入っても違和感が少ないのではとも思いました」

 

確かに、全く違和感のないこの着ぐるみ。制作にあたって苦労したのは、なんといっても業者探しだという。

 

「大変だったことは、実際に私の思い描くような着ぐるみを作ってもらえるかという点です。特殊造形を手掛けているゼペットさんに相談してみたところ、快く引き受けてくださり、打ち合わせを重ねた結果、満足のいく仕上がりにしていただきました」

 

トコさんが着ぐるみを注文した「特殊造型スタジオ ゼペット」は、1984年に創業した映像制作会社「ブラスト」の社内造型部門。様々なメディアで特殊スーツや量産品、ロボット制作といった造型物を手がけており、’22年からは個人向けのオーダーメイドサービスも開始している。

 

今回の着ぐるみの製作には200万円以上かかったそう。金額に驚きの反応も多いが、トコさんは「満足がいくものを作っていただけたので、高いとは思っていません」と納得している。

 

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出典元:

WEB女性自身

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