福原愛 台湾の5歳長女は別離弟に毎日会いたがり…元夫の知人語る引き離された家族の哀しき“今”
画像を見る 会見で涙を見せる元夫の江氏

 

■長期化することで引き渡しは難しく

 

前出の江氏の知人は言う。

 

「今月1日に裁判所から執行を許すという決定が出て、江さんが安堵していた矢先のことでした。福原さんは長男を連れて行方をくらませています。もし福原さんが現在もシンガポールにいるのなら、すぐに強制執行はできないのです」

 

前出の竹森弁護士は続ける。

 

「海外に行ってしまった場合、別途海外での手続きが必要になるため、子供の引き渡しを実現するにはさらに時間がかかってしまいます。日本で出た判決をもとにシンガポールで訴えを起こすとしても、新たに現地で裁判や手続きを踏まなければいけない可能性が高いです。

 

また、長く時間がかかっているうちに、子供自身も同居している親と離れたくなくなってしまって、いざ引き渡そうとしても、激しく抵抗するなど、引き渡しの実現が難しくなることはあるかもしれません。

 

さらに、ある程度子供が成長し、はっきりと自分の意思が示せるようになったときに、無理やり連れていけるのかという問題が生じる可能性もあります。そうなれば実際の引き渡しはさらに難しくなるかもしれません」

 

前出の江氏の知人はこう語る。

 

「江さんは福原さんと長男が海外に行ってしまっていることをもっとも懸念していました。このまま福原さんが逃げ切って高笑いし、長女をまた泣かせる事態だけは避けたい。国際指名手配も現実的な選択肢に入ってきているようです」

 

長男をめぐる元夫婦の苛烈な対立はいつまで続くのかーー。

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