「2月上旬に始まった『VIVANT』の撮影は現在、佳境に入っているそうです。モンゴル、島根、愛知を巡って撮影してきた異例の長期ロケですが、放送回を重ねるごとに世間の注目度が上がっており、出演者とスタッフは一層気合が入っているのだとか」(テレビ局関係者)
高視聴率を連発する人気ドラマ『VIVANT』(TBS系)。同作で主演を務めているのが堺雅人(49)だ。第1話冒頭の堺演じる乃木憂助が、広大な砂漠を彷徨う印象的なシーンなどを撮影するために行われた2カ月半に及ぶモンゴルロケ。
総移動距離が1万キロメートルに及ぶ過酷な撮影であったが、堺にとっては楽しい日々だったようだ。芸能関係者が明かす。
「モンゴル料理の多くで羊肉が使われています。ほとんどの出演者たちは、その独特のくさみに苦戦していたそうです。しかし堺さんだけは初日からモンゴル料理にハマって、時間を見つけては現地の人が食べに行くようなローカルな食堂に足を運んでいたと聞いています。
堺さんおすすめの食堂に阿部さんも訪れたそうですが、舌に合わなかったのだとか。帰国後、堺さんは日本で肉を食べて、『味がしない』と嘆いていたといいます」
モンゴル料理のなかでも堺はある食材が特に気に入っていたという。前出の芸能関係者は続ける。
「羊や牛、馬の乳から作る乾燥した酸味のあるチーズのアーロールを好んで食べていました。砂糖が入っていないものが特に好みだったのだとか。乾燥でうま味が凝縮しているため、嚙めば嚙むほどうま味が出てくるそうです。これは阿部さんの口にも合ったといいます。
堺さんは『これなしではいられない』と言い、現地で5キロほど食べ、さらに5キロ買って日本に帰ってきたそうです」