【1】弁当は“映え”よりも“量”
亜希は息子の弁当を十数年作り続け、強い体に育て上げた。
「彼女の料理の腕前は女性誌で連載をもっていたほどで、SNSにあげる弁当の写真は“茶色い”“デカ弁”などと話題になりました。勝児さんの『野球弁当』は重量1.2kgを超えたこともあったそうです」(前出・野球関係者)
【2】「おはよう」は採点制
自著『亜希のことば 私を笑顔にしてくれるヒト・コト・モノ』(講談社)にはこう書かれている。
《幼稚園の頃、子どもたちが「おはよう」と言うたびに「惜しい!今のは80点かな~!」なんて言っていました。(中略)
子どものテンションを上げることも、親がやってあげられることのひとつだと信じて、これからも元気な「おはよう」で一日を一緒に始めたい》
【3】別れた夫の悪口を言わない
離婚後、亜希の計らいもあり、約3年半ぶりに清原と息子たちが再会することになった。そのことを清原は報道番組『Live News イット!』(フジテレビ系)で次のように振り返っている。
「ああいうふう(息子を)送り出してくれた元妻にも感謝しています。普通だったら悪口をいっぱい言ってもおかしくないじゃないですか。そういうことも一切言わなかったと息子たちに聞いた」
【4】スポーツでは常に1位を目指す
清原は常々「1位以外は全部同じ」と語っていたという。
「亜希さんは清原さんの教えを息子たちに伝えていました。彼がプロ野球で残した成績は誰が見ても立派なもので、それを誇りに思ってほしいと話していたそうです」(前出・野球関係者)
【5】「清原家はもう上がるしかない」という信念を持つ
「離婚、逮捕の際のつらい経験を引き合いに『あれよりも下はないのだから、明るく生きよう』と一家全員で決めたそうです」(前出・芸能関係者)
自著『家 ごはんと野球』(CCCメディアハウス)の中で、勝児さんは次のように話している。
《飯だったり人柄だったり、うちのお母さんを超える人を見たことない。テンション高くて面倒くさい時あるけど(笑)、とにかく明るい》
番長のように義理人情に厚く、体を張って家族を守ってきた亜希。彼女の力なしでは、史上初の栄冠が輝くことはなかっただろう。