■フィギュア仲間に“彼女です”と紹介
羽生は当時の会見で、その熱愛報道について、
「僕自身どうしてこうなっているのかわからない。本当に何もない。火のないところに煙は立たない、と言いますけど、火もないので、本当にびっくりしています。また、噂になっている方は高校の同級生で、その方にも迷惑をかけたと思いますし、この報道を聞いたファンの方々にも多大な迷惑をかけたと思います。本当に申し訳ないと思っています」
と強く否定していた。しかし、現実は違っていたという。前出のフィギュア仲間はこう続ける。
「羽生くんは、その女性を『彼女です』と紹介してくれました。髪の毛は肩にかかるくらいの長さで、派手なタイプの方ではなかったです。羽生くんはこういう人が好きなんだなと思いました。円満な様子でしたが、その後は、紆余曲折あって破局してしまったと聞きました」
しかし、一心同体の2人は簡単には離れない。羽生は、5年ほど前に彼女と復縁したのだという。
「数年前のアイスショーに、羽生くんはその同級生を再び連れてきたのです。そのまま関係が続いて、ついに籍を入れたのだと思っています」
同級生と5年間の“秘恋”の末にゴールイン。夢物語かと思いきや、ファンの間でも本命視されている説のようだ。
「お相手はやはり“あの同級生”だと思います。報道された当時、羽生くんはものすごく怒っていました。きっと事実だからこそ、彼女を守らなきゃと思っていたんじゃないかと。結婚相手の素性を明かさないのも彼女の安全のためでしょう」(羽生結弦ファン)
そして、最近のアイスショーでも、彼女は目撃されていた。昨年11月と12月、プロ転向後初のアイスショー『プロローグ』の横浜・八戸公演でも、羽生と恋人らしき人物が楽屋口に一緒にいたというのだ。関係者によると、色白で目立たない女性だったそうだ。フィギュア仲間が語った彼女の特徴にどこか似ている。
結婚に至るまで常に支え合った2人のことを、前出のフィギュア仲間も祝福しているという。
「羽生くんは海外でも女性に人気で、ロシア選手の全員がかっこいいと言うほどです。とにかくモテモテでした。それでも、学生時代からの彼女を大事にして、純愛を貫いていたとしたら、彼らしくて素敵だと思います」
プロ転向表明の会見で、
「僕自身がこれからも生きていく中で、生活していく中で、心を大切にしてもいいんじゃないかな」
と本音をこぼしていた羽生。
長年隠し続けた彼女と堂々と結ばれること。この結婚も、もしかしたら“自分の心を大切に”した選択の一つなのかもしれない。