お笑いグループ・超新塾のメンバーで、タレントとしても活動するアイクぬわら(37)のスキャンダルが止まらない。
9月4日の「文春オンライン」では、昨年冬にアイクが路上でナンパした20代女性をバーで泥酔させ、タクシーの車内で性的な行為を強要したと報じた。被害女性自ら告発しており、記事内では弁護士が準強制性交等罪(※今年7月13日に、強制性交等罪と準強制性交等罪を統合して不同意性交等罪に改称)に問われる可能性を指摘している。
いっぽう、アイクの所属事務所・ワタナベエンターテインメントは「週刊文春」の取材に《弊社としては犯罪行為は認められませんでした》と、性加害疑惑を否定していた。
アイクをめぐっては8月28日に、レギュラー出演していた子供向けバラエティ番組『おはスタ』(テレビ東京系)が同月25日をもって卒業したことを突如Twitter(現X)の番組公式アカウントで発表。翌29日には「文春オンライン」が、同番組で共演する未成年の「おはガール」をアイクが自宅に連れ込んでいたと報じたのだった。
報道を受けてアイクは同月31日にXを更新し、騒動を謝罪。だが、《私は誓って指一本触れておりませんし、23時以降に未成年者と食事したり、長時間連れ回すような行為はしておりません》と主張。しかしアイク本人の声明によって、騒動が沈静化することはなかった。
「アイクさんの所属事務所は当初、文春の取材に彼が少女を招いた時間帯は『昼間』だと回答。その後に、『20時から22時ごろに一度だけ家に招いた』と訂正しています。しかし保護者の同意なしに未成年者を自宅に招くといった行為は、条例や法律に抵触する可能性があります。仮に違反していなかったとしても、アイクさんには大人としての常識が欠けていたと言わざるを得ません。しかもこの件だけでなく、自宅に招かれたという2人の20代女性が彼に性的な行為を強要されたと告発。“インテリ芸人”として知名度を上げていたアイクさんですが、一気にイメージダウンしてしまいました」(週刊誌記者)
そんな事態のなか、火に油を注いでいるのが超新塾のメンバーたちだという。一体どういうことか。
「アイクさんがXで謝罪した直後、9月1日にメンバーたちが揃ってアイクさんの謝罪をネタにするような投稿をXにしたのです。アイクさんが発表した謝罪文の冒頭は《この度は》から切り出され、《申し訳ございませんでした》と綴られていました。タイガー福田さん(47)、サンキュー安富さん(48)、ブー藤原さん(47)がこの構文をマネし、全く脈絡のない話題について謝罪していました。
イーグル溝神(47)さんはアイクさんの名前は出していませんでしたが、《ただただ、バカだろ ポコチンドラムしなけりゃ モテるだろ。 こんなアホなニュースあります?》(原文ママ)と投稿。ですが、アイクさんに性加害疑惑が報じられた現在までに、これらの投稿はすべて削除されています」(WEBメディア記者)
超新塾は’01年に結成され、オーディションに合格したアイクが加入したのは’11年のこと。メンバーの脱退を経て現在は、アイクの他にイーグル溝神、タイガー福田、サンキュー安富、ブー藤原の5人組で活動している。
今年5月に行われた結成16年目以上が対象の『THE SECOND~漫才トーナメント~』(フジテレビ系)では、超新塾はファイナリストとして爪痕を残したことも記憶に新しい。準々決勝でお笑いコンビ・囲碁将棋に敗れたものの、大会アンバサダーの松本人志(59)から「これから仕事、結構増えるんじゃないかな」と激励されていた。
だが、アイクのスキャンダルに加え、メンバーたちの“悪ノリ”は今後の活動に悪影響を及ぼしそうだ。
「大会出場後はライブや営業など、着実に仕事が増えていました。アイクさんのスキャンダルは現時点で事実かどうか定かではありませんが、メンバーによるSNSでの“悪ノリ”や“擁護”はグループのイメージダウンに拍車をかけるだけです。これからが正念場なだけに、対応にはもっと慎重になるべきだったのではないでしょうか。こうした軽率な行動によって、グループとしてのオファーが減ってしまう可能性もあるでしょう」(芸能関係者)
実際にネット上では、アイクをネタにした超新塾のメンバーたちに冷ややかな声が上がっている。
《超新塾、ツイ消しするぐらいなら最初からしょーもないこと投稿すんなよ》
《超新塾さんは一斉におふざけポストをして、ヤバいと思ったら削除するようなグループだったんですね。見損ないました。好きだったのに、、、ファンやめます》
《超新塾メンバー全員ツイ消ししてる………コレもしかしてアイク黒だったのか…?ほんと無理辛い》