8月13日に大阪・泉南市で開かれた音楽フェス「MUSIC CIRCUS’23」での性暴力被害が物議を醸した、韓国の人気アーティスト・DJ SODA(35)。騒動から1カ月が経ったが、彼女は再び来日したようだ。
《ここは天国の味だった!》
《これは本当においしかった》
9月15日、X(旧Twitter)にDJ SODAはこう連投。添えられた動画には東京・渋谷にある人気ラーメン店「蒙古タンメン中本」を訪れ、食事を楽しむ姿も披露。Instagramにも同じ動画を投稿し、《蒙古タンメン中本を初めて食べたけど本当に美味しかった!》と歓喜していた。
だが、DJ SODAが着用していた白いトップスが肩や胸元が露わになったキャミソールだったことから、再び波紋を呼ぶことに……。
コメント欄やネット上には《ありがとう!また来てねー》《楽しんで下さい》と彼女の来日を歓迎する声があるいっぽう、露出度の高い服装の彼女を批判するも多数散見されているのだ。
《手の震えは収まったのかな? 海外でなにかあっても自己責任なのは世界共通。また震える事になっても誰も責任はとらない》
《法に触れなければどんな格好してもいいと思いますが、自己責任でお願いしたいです。警察は事後でしか動かないので、何かあったときに、面倒なことになる可能性はあります》
《どんな格好をするのも自由とあなたは主張しているけど、身体を露出することで周りが不快に思ったらそれはわいせつだよ。自分がどうしたいか、だけじゃなくて、自分がする行動に周りがどう思うか? それをちゃんと考えた方がいいよ。大人でしょ?》
《フェスで触った人は悪いが、手の震えらほどのトラウマのような恐怖を日本と日本人から受けて、この服装とは半分は日本人に対する煽りですかね。 服装は本人の自由ですが、あれからまだほとぼりも冷めないような時期に、よく来ましたね。 本人の自由ですからいいんですけれどね》
また、中にはDJ SODAを指して“当たり屋”と呼ぶなど、加害者を擁護するような声もあった。
音楽フェスでの性暴力被害が明るみになった発端は、DJ SODAがパフォーマンス中に一部の観客から胸を触られる被害に遭ったとSNSで告白したこと。直後にイベントの主催会社は、観客の男女3人を不同意わいせつや暴行の疑いで大阪府警に刑事告発。男性2人が出頭し、女性1人が任意の事情聴取を受けていた。
だが一部では「露出が多い服を着ていたせいだ」「客席に近づいたせいだ」と、DJ SODAの“自己責任論”を唱える声が。さらに一部の暴露系インフルエンサーが他公演の様子を切り取った動画を添えて、《他の国では結構触られているみたいですね》と指摘。騒動は拡大し、「他国でもセクハラ被害に遭っているのに、なぜ日本だけ被害を訴えたのか」と“反日批判”まで巻き起こる事態となった。
「DJ SODAさんは『他国でもセクハラ被害に遭っている』と指摘された動画に対して、“ボディガードが私をサポートした”と反論していました。また“露出が多い服を着ていたせい”との指摘には、《服装と性犯罪の被害は絶対に関係がないので、絶対に被害者を問題と考えて責任転嫁してはいけない》とキッパリ。《原因は露出が多いセクシーな服装ではなく加害者である》と主張していました。
いっぽうDJ SODAさんは日本の文化を讃えて、《私が日本を大好きなのは事実だしこれからも変わらないよ》と訴えていました。今回、SNSに投稿された再来日の様子を見ても、彼女が親日家であることは十分に伝わってきます。露出度が高いとはいえ、彼女の服装に対して批判の域を超えるような誹謗中傷を書き込む行為は控えるべきでしょう」(芸能ライター)
再びDJ SODAに“自己責任論”を押し付けたり、誹謗中傷を書き込んだりする人々に対して、諌める声も上がっている。
《とりあえずDJ SODAさんを叩いてる人に言いたい。貴方の考えを決めつけて叩くなや。誹謗中傷はやめろや。自覚あんのか知らんけど》
《DJ SODAさんを叩く人達の「そんなに嫌なことがあったなら同じ格好でわざわざ日本に来ないだろ。もうその時点でされても仕方ないし、されることを受け入れてる」みたいな主張が凄いな。そりゃ着たい服着るしラーメン食べたきゃ食べるだろ。被害者が叩かれる風潮がよくわかんねぇ…》