宇賀アナだけじゃない!芸能人の“円満離婚アピール”に違和感の理由
画像を見る 及川光博の44歳の誕生日に夫婦で腕組みデートをしていた檀れい

 

若いカップルの場合、生活リズムや金銭感覚のズレなど、実際に生活を共にしていく上での不一致が離婚に繋がることが多いとおおしまさんは続ける。

 

「なかでもしみけんさんのコメントが印象的でした。《離婚という言葉は言わない》《明るい未来にわくわく》など、過剰に明るくしようとすると、その裏側には一体どんな壮絶なことがあったんだろう……と想像してしまいます。また、“離婚ハイ”というのもあるのかもしれませんね。どんなに円満といっても離婚は大変ですから、いろいろなものから解放され、そのテンションでコメントを書いてこうなった、ということも考えられます」

 

いっぽう、熟年離婚の場合は……。

 

「何十年も連れ添っていると、子育てや介護など、現実的な問題を2人で乗り越えていかなければなりません。そうしたことを経験していくうちに、子どもがいてもいなくても、夫婦の関係性や距離感は変わっていきます。やっと一段落して、『さぁ、これからは夫婦2人で余生を過ごそう』となったとき、相手に対して異性としての魅力を感じられなくなったり、一人になりたいという気持ちになって熟年離婚を選ぶということではないでしょうか。でももちろん、何十年も一緒にいた思い出や相手への感謝・尊敬はたくさんある。やりきったという意味では、熟年離婚のほうが円満離婚と言えるのかもしれませんね」

 

最後に、共感される離婚コメントを書くにはどうすればいいか聞いてみた。

 

「芸能人の場合、コメントを読む側は離婚理由を知りません。だからこそ、相手を持ち上げる言葉を出せば出すほど、それ以上の不満があったのではないかという想像がどんどん膨らんでしまいます。そこで、淡々と離婚理由を説明するのがおすすめです。たとえば、《将来の方向性の不一致があって話し合いをしましたが、溝を埋めることはできませんでした》など。どちらが悪いとか、相手を批判するようなコメントはもちろんNGですが、きれいな言葉でやんわりと理由を書くと、読んでいるほうも『いろいろあったんだろうなぁ』と察してくれて、それ以上追及されることも少ないと思います」

 

今後離婚を発表する芸能人たちに、ぜひ参考にしてもらいたい!

 

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恋愛ジャーナリスト・コラムニスト・イラストレーター

出典元:

WEB女性自身

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