「“水谷さんを走らせない”というルールは引き続き守られていますが、今回新シーズンが始まることに伴い、新たなルールが追加されました」
新シーズンが始まった水谷豊(71)主演ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)。
水谷が万全な体調で撮影に臨めるよう、現場ではさまざまな配慮がなされている。
「今回のシーズンから、撮影が10時スタートになったのです。
これまでは8時や9時の日もあるなどまちまちでした。ですが今回はスタッフの配慮で、基本的には10時スタートとなりました」(テレビ朝日関係者)
その背景には、水谷の“朝のルーティン”がーー。
「必ず朝ドラ『ブギウギ』を見てから撮影に入っているのです。娘の趣里さん(33)がヒロインを熱演する姿に元気をもらっているといいます」(制作関係者)
水谷は最近、インタビューで趣里が『ブギウギ』のヒロインを務めることについてこう語っている。
《僕も「子の七光り」と言われないように頑張らなきゃ(笑)》(『婦人公論』10月号)
前出の制作関係者は言う。 「浮き沈みの激しい芸能界の厳しさをよく知っているだけに、当初は趣里さんの芸能界入りに、水谷さんは反対していました。
しかし“娘には娘の人生がある”と、応援することに決めたそうです」
趣里が新人だったころにはこんなエピソードが。
「『相棒』の撮影現場に水谷さんが趣里さんを連れてきたことがありました。関係者に『これからよろしくお願いします』と趣里さんを紹介して頭を下げていましたよ」(前出・制作関係者)
愛娘の活躍を見守ってきただけに、水谷の“ブギウギ熱”も高まるばかりで……。
「水谷さんは昼食の休憩時にもロケバスや楽屋に戻らず、寺脇康文さん(61)と並んでお弁当を食べています。
2人の話題は専ら『ブギウギ』について。寺脇さんは水谷さん一家とかねて親しいので、趣里さんの好演は寺脇さんにとっても喜ばしいことなのでしょう。
寺脇さんが『ブギウギ』の感想を言うと、水谷さんはうれしそうに笑顔で『うん、うん』とうなずいて、娘にどうアドバイスしたらいいか、作戦を練っているといいます」(前出・制作関係者)
趣里の演技について、“反省会”を繰り広げる水谷&寺脇のランチタイム。新シーズンの右京と亀山の阿吽の呼吸も『ブギウギ』のおかげかもーー。