《ヤリバーグ疑惑》
11月1日、『水曜日のダウンタウン』の放送後にXにこう綴ったのは、同番組での演出を担当する藤井健太郎氏(43)。スピードワゴン・井戸田潤(50)による“ヤラセ疑惑”に触れたのだ。
この日の『水曜日のダウンタウン』では、視聴者から寄せられた説を検証していく「みんなの説スぺシャル」が放送された。そのなかで、「スピードワゴン井戸田 ヴィブラスラップの音に敏感説」を検証。これは井戸田の別名義「ハンバーグ師匠」のネタで、楽器・ヴィブラスラップを鳴らした際に「ハンバーグ!」と叫ぶことを踏まえて、死角からヴィブラスラップを突然鳴らした際に井戸田がどんな反応を見せるのかというドッキリ企画だ。
廊下を歩いている時に、少し後ろからヴィブラスラップを突如鳴らされるや否や、井戸田は仕掛け人の方を向いて「ハンバーーグ!!」と絶叫。しかし、この反応スピードがあまりにも速すぎたため、番組スタッフからドッキリをあらかじめ知っていたのではないかと取り調べを受けることに。
VTRを見せられた井戸田は、「ちょっと早いね」と言いつつも、最後まで“ヤラセ”は否定したが、スタジオでVTRを観ていた松本人志(60)や、小峠英二(47)は怪しんでいた。
番組が仕掛けたドッキリの真偽を番組内で疑うという斬新な構成だが、一週間前の10月25日に放送された回でも“ヤラセ疑惑”が追及されていたばかり。
この日の放送では、「自分のグッズ身に着けてる人見つけるまで帰れません」という自分のグッズTシャツを身に着けている人を街で探すという企画に、GENERATIONS from EXILE TRIBEの数原龍友(30)が挑戦。
所属事務所がある東京・中目黒で探すもなかなか見つからず、数原が「マジ帰られへんぞ今日」と弱音を吐く一幕も。そして、探し始めてから約7時間が経過した頃、突然数原が「おおお!」と言いながら走り出し、グッズTシャツを着ている女性を発見。女性はグッズTシャツを普段使いしている理由を聞かれ「いつも仕事の時に着てて」と語っていた。
この時の女性が、大ファンのはずである数原の登場にあまり喜んでいるように見えなかったことや、声をかけてすぐに髪で隠れていたロゴを見せたことなどから、“ヤラセ疑惑”が浮上。スタジオの小木は「サクラっぽいよね?」と、ワイプからツッコミ。さらにVTR終了後にも「女性が全然驚かない」と疑い、松本は「もしかしたらヤリネーションズじゃないか」と訝しんでいた。
疑惑が浮上するなか、ファンTシャツを着ていた女性を名乗る人物が10月26日ごろにTikTok上で真相を告白している。
収録時に着ていたものと同一と思われるグッズTシャツに数原のサインが書かれたものを着用して、番組の中でも一緒に歩いていた女性とのツーショット画像とともに、裏側をこう綴った。
《お仕事終わりにお友達をカラーする予定があり、スタバに寄ろうとしていて前の方で何かの撮影してるね~~!って歩いてたら女性のスタッフさんにいきなり手を引っ張られて、まさかの龍友くんの所まで走って!と言われ言われるがまま…龍友くん目の前にして何にも話せなく頭の中パニックの棒立ち状態でした!!!!
全ての撮影を終えた後にカメラマンの方が出会ってきた所のカメラ回ってなかったら歩いてきてと指示され、流されたのがテイク2でした!放送の訳を知ってるもんだから驚きもできなかったのがあの映像の事実です!》
自身があまり喜んでいるように見えなかったことについて、《10年ぐらいファンをしているので免疫ついて母みたいな感情になってしまいすごい反応出来ずすみません》とし、収録後には数原が3回握手に応じ、サインまで書いてくれたことを明かしていた。
こうした番組内での不審な点についても、自ら触れるところが『水ダウ』人気の秘訣なのかも?