近年、TBS系列の年末特番の定番となっている「SASUKE」。97年秋の第1回大会から26年、今年で41回目を数え、「SASUKE2023 ~第41回大会~」と題し12月27日18時より放送予定だ。挑戦者に立ちはだかるステージは年々進化。今大会では1stステージに2018年大会以来となる新エリアが登場するという。
歴代の挑戦者はスポーツ界のトップアスリートをはじめ、旬の俳優、芸人、アイドルまでさまざま。数々の体力自慢が印象的な活躍をみせてきた。
そこで本誌は、「これまでの『SASUKE』で印象に残っている挑戦者」についてアンケートを実施。多くの人の記憶に残っている挑戦者の名前と、その理由について調査を実施した。
第3位は記念すべき初の完全制覇者に名を刻んだ秋山和彦。元毛ガニ漁師の経歴をもち、毛ガニを背負ってスタート地点に上がる姿を覚えている人も多いだろう。初出場は第2回大会。第4回大会では挑戦者の中で唯一FINALステージに進出。圧倒的なスピードの綱登りを披露し、史上初の完全制覇を成し遂げた。
《最初の完全制覇者だから》
《フィジカルが強い》
《頑張ってる姿が良かった。心から頑張ってと応援しました》
《先駆者である》
《かっこよかったから》
第2位は“ミスターSASUKE”こと山田勝己。第1回大会から出場。12年の第28回大会をもって一度は引退を表明していたが、20年の第38回大会より復帰を果たしている。自宅に本物のSASUKEさながらのセットを組み立てトレーニングするなど、完全制覇に情熱を注いだ。「人生SASUKE」「職業SASUKE」「浪速のターミネーター」などキャッチフレーズも多く、番組の代名詞とも呼べるレジェンドだ。
《SASUKEと言えばこの人というイメージがあるから》
《年を重ねても挑戦を続け、子供の頃から見てきたから》
《家にサスケセットがあるのが印象的》
《年をとっても挑戦し続ける姿に感動するから》
《名言をたくさん残していて、SASUKEに対する思いの強さを感じるから》
「サスケオールスターズ」「SASUKE新世代」など、数々の挑戦者を退け1位に輝いたのは、俳優のケイン・コスギだ。『筋肉番付』『スポーツマンNo.1決定戦』(いずれもTBS系)で、プロ野球選手や陸上選手を相手に圧倒的なフィジカルを見せつけた。SASUKEには第1回大会にも出場している。第8回大会ではFINALステージに進出、最優秀成績者に名を連ねた。昨年の第40回大会に久しぶりにエントリー。衰えぬ身体能力で1stステージクリアを果たしている。
《運動神経が抜群によい》
《肉体系で一番インパクトがある。重たいものでも軽々しく持ち上げそうなイメージがある》
《俳優なのに高パフォーマンスをあげているからです》
《ケインさんが出場してる時代に見る機会が多かったから》
《昔ヒーロー物に出てたので、SASUKEで見た時応援してた》
《外見が良いことに加え身体能力も高いので》
今年の「SASUKE」でも、100人の挑戦者たちが見せるパフォーマンスに注目したい。