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1月16日、元お笑い芸人のエスパー伊東さんが亡くなっていたと発表された。63歳だった。

 

上半身裸に、黒スパッツ姿がトレードマークのエスパーさん。ボストンバッグの中に全身を収めるパフォーマンスなど身体をはった芸風で、90年代のバラエティ番組で人気を博した。しかし、右変形性股関節症によりパフォーマンスが困難となり、’18年末に芸能活動の一時休止を発表していた。

 

「エスパーさんは休業を発表後、ろれつが回らないといった言語障害に見舞われ、’19年には多発性脳梗塞と診断されることに。さらに若年性認知症にもなり、近年は生活保護を受けながら高齢者施設で療養していたそうです」(スポーツ紙記者)

 

エスパーさんの訃報に際し、著名人からは追悼の声が相次いでいる。元芸人で現在、東京都西東京市で議会議員を務める長井秀和(54)はXで《エスパー伊東さんが亡くなりました。 営業やライブで何度か共演させて頂きました。 こんなに面白い刹那的な芸風を見せてくれる人と、ご一緒出来て心熱くなったものです。 カバンの中で身を潜めている時点で面白く、本人現れても面白かった。 ご冥福をお祈りします。 お疲れさまでした》と投稿。

 

さらに狩野英孝(41)は《子供の頃テレビで大笑いさせて頂き、芸人になってからは「スリーピース」という番組をずっと一緒にやらせて頂いてました。エスパーさんがいつも現場を楽しく明るくしてくれました。本当にありがとうございます》といい、なべやかん(53)も《昔は仕事が一緒になる事が多くて色々と話したけど、半分くらい聞き取れなかった。一番痛かった話が印象的で、象にぶっとばされた話は爆笑した。ご冥福をお祈りします》と綴った。

 

そんななか、アニメファンからもエスパーさんを追悼する声が多数上がっている。というのも、エスパーさんは’09年に放送された人気アニメ『とある科学の超電磁砲』(TOKYO MXほか)のオープニング曲であるfripSide「LEVEL5-judgelight-」のMVに出演しているのだ。

 

同MVではシリアスな曲調の楽曲が流れるなか、fripSideのメンバーが野外でボストンバッグを開けるとエスパーさんが登場。さらに雪が降りしきるなか、エスパーさんは半裸でテニスラケットのフレーム部分をくぐったり、頭から被った風船を鼻息で割ったりといった自身の芸を披露している。

 

「LEVEL5-judgelight-」がリリースされたのは、’10年2月のこと。しかし、そのインパクトからMVの人気は根強く、『とある科学の超電磁砲』のファンはXでエスパーさんをこう追悼している。

 

《エスパー伊東さんの訃報。いろいろとテレビで拝見することが多かったなか、とある科学の超電磁砲のOP曲PVに出てきた時の衝撃は凄かった。ご冥福をお祈りします》
《うわああ……エスパー伊藤さん……マジか。ご冥福をお祈りします。とある科学のレールガンの映像で突然出てくるの好きだった……》
《エスパー伊東さんは確か「とある科学の超電磁砲」の2クール目OPのMVにもゲスト出演していたね。本当に何でもやる方だったんだな》

出典元:

WEB女性自身

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