昨年末から、世間の注目を集めているダウンタウン・松本人志(60)の、’15年に行われた飲み会での性加害報道。
12月27日発売の「週刊文春」で報じられた当初、吉本興業は《当該事実は一切ない》としていたが、1月24日に公式サイトでガバナンス委員会から《「当初の『当該事実は一切なく』との会社コメントが世間の誤解を招き、何を指しているのか不明確で混乱を招いたように思う》といった指摘を受けたことを明かした上で、当事者を含む関係者に聞き取り調査を行い、事実確認を進めていると発表した。
これまで、「週刊文春」では松本と密会したという女性たちによる多くの告発証言を匿名で掲載してきた。さらに25日発売号では、18年前に松本から性的行為を求められたという元タレントの女性が実名で登場し、「あんなに酷い仕打ちを受けたのは私の人生で彼だけでした」と松本を告発している。
そんななか、“持論”を展開した女性アーティストが。それは、レゲエシンガーのMINMI(49)。1月24日、Xで《日本のニュース開いたら松本さんの性被害の件ばかり 女性側の擁護も多くてびっくり 未成年や抵抗できない状況での性犯罪 分別ある大人同士の飲み会の男女の情事とわけが違うでしょ、って思うの私だけ?でしょうね~》と書き出した上で、こう続けた。
《飲み会に行く事も、行かない事もできたはず 雲行き怪しい時点で帰りますって言えたはず それが言えないなら、もっと自立しましょうよって話じゃない?
夜道で連れ去られ暴力的に性被害受けた件とは訳が違うぞ
自分を守る行動を女性がとらず スキアリアリで 被害者ですと言う件、 最近多くない? と、思ってるの私だけ? でしょうね~ 》
そして《男女って、会う前に“ したいと思いますので そのつもりで “ってだーれも宣言しない訳だからさ 説明がなかったなんておかしな話だよ 事前に説明なんてありませんよ なんて思ってるの私だけでしょうね~ 夜のタワゴト》と結んだ。
松本は文藝春秋社を相手に損害賠償と訂正記事を求める裁判を起こしており、現時点で性加害疑惑は認定されていない。
このMINMIの持論に対して、Xでは《まさにその通り!!》《ほんと、同感です!!》と称賛する声もあったが、いっぽうで、性被害を訴えた女性に落ち度があるとするようなMINMIの意見に対して否定的な意見も少なくない。Xでは批判の声がこう上がっている。
《どんな場所でも、どんなシチュエーションでも、女が何歳でも、男が襲ってくるのを嫌がったら性犯罪です》
《自衛しないのが悪い、隙があるのが悪いって加害者側の理屈だよ》
《あんたは、そう心がけていれば、それでいいんですよ。だけど、やられて悲痛な叫びをあげた人に噛みつくことはない》