手軽に様々な動画を楽しめる定額動画配信サービス。映画やドラマ、アニメの他にオリジナルコンテンツも人気だ。しかしサービスの利用者から《課金するほどでもなかった》という声が聞こえるものも。
そこで本誌は、「お金を払って損した!イマイチだった「Netflix日本オリジナルドラマ」について、300人を対象にアンケートを行った(2月19日~)。
第3位は2022年公開の『金魚妻』
2016年から連載された同名漫画が原作で、複数サロンの経営者である夫の元で囚われの身のように暮らしていた24歳の専業主婦の不倫を描いた物語。オリジナルドラマではヒロインを篠原涼子(50)、夫役を安藤政信(48)、不倫相手の金魚屋店主を岩田剛典(34)が演じている。
主人公の職業や年齢が原作と異なっていたため、《もう少し若い俳優さんのイメージだったので》(50代女性/パート・アルバイト)《主人公の設定が原作と全然違うし、内容も全体的に原作に敬意を払っていない》(30代女性/会社勤務)と落胆の声が。ほかにも《話題性はあるが内容はイマイチ深くない》(30代女性/会社勤務)と期待を越えることができなかったようだ。
第2位は2023年公開の『君に届け』
暗い見た目のせいで周りから避けられていた女子高生が、明るく人気者の男子高生に気軽に接してもらえたことで前向きに変わっていく物語。本作ではヒロインを南沙良(21)、男子生徒を鈴鹿央士(24)が演じている。2006年に連載された同名漫画が原作で、2009年にアニメ化、2010年に多部未華子(35)と三浦春馬さん(享年30)主演で映画化された。
映画の印象が強く、《映画化されたときのキャストが素晴らしく印象深かったので》(60代女性/専業主婦)とつい比べてしまったという意見が。すでにアニメ化や映画化を経ているぶん、《昔の作品なので、そこまで感動はなかった》(30代女性/パート・アルバイト)とマンネリの声も見受けられた。
第1位は2023年公開の『幽☆遊☆白書』
子供を助けて亡くなってしまった主人公・浦飯幽助が“霊界探偵”として人間界での妖怪事件に立ち向うアクションドラマで、1990年連載開始の同名漫画を原作としている。
戦闘シーンにはCGが使われ迫力のあるものになっていたが、《原作のイメージは越えられない》(50代女性/パート・アルバイト)《原作が好きだったので実写はとても受け入れられなかった》(30代女性/パート・アルバイト)とがっかりしたという声が。また全5話で構成されており、《12話くらいあってもいいと思った》(30代女性/専業主婦)と物足りなく思う視聴者もいたようだ。
Netflixでも漫画原作ドラマには賛否両論あるようだが、今後の作品にも期待したい!